まいぴょこ

'94|都内在住|二人暮らし|フリーランス|好きなもの:読書、コーヒー、お酒、お笑い、水辺、ねこ、鳥、だらだらする時間|主にエッセイを書いています💭

まいぴょこ

'94|都内在住|二人暮らし|フリーランス|好きなもの:読書、コーヒー、お酒、お笑い、水辺、ねこ、鳥、だらだらする時間|主にエッセイを書いています💭

最近の記事

2023-24年の小説・エッセイ公募チャレンジ状況【2024.11.18現在】

わたしは現在、子どものころからの夢である「職業作家になること」を目指して、本業の傍ら小説やエッセイを文学賞やコンテストに応募する生活をしています。 (…というのを、自己紹介の記事で書いているかなと思ったら書いていませんでした、、!笑) ほかの方のnoteやXを覗いてみると、ご自身の公募戦績や進捗状況を公表されている方も多くいらっしゃって、勝手にとても刺激をいただきました。そこで、これからはわたしも自分の公募チャレンジ状況をリアルタイムでお知らせしてみようと思います。(随時

    • 男性社員からの性被害を、あの日わたしは自分で握りつぶした(「かがみよかがみ」掲載エッセイ)

      先日、エッセイ投稿メディア「かがみよかがみ」に、こちらの記事を掲載していただきました。 前職で受けた性被害。キスやハグ、ホテルへの連れ込みなど複数人の男性社員からそれぞれいろいろなことをされましたが、どの被害もわたし自身が黙っていた結果、起きてしまったさらなる事件について書きました。(「10年後の女の子のために」というテーマでのエッセイ募集でした◎) お時間のあるときに読んでいただけたらとてもうれしいです。

      • アラサーになったら、友だちの賞味期限が切れはじめた

        こまっしゃくれた小学生だったわたしは、クラスの女の子たちが「うちら一生親友だよね!」などと言い合っているのを教室で目にするたびに、「そんなわけないだろ」と心のなかでつっこんでいた。実際、ほとんどの「親友」たちは数週間から数年の間に「ただの友だち」や「ただの同級生」、あるいは「絶交相手」に変化していき、それ見たことか、とわたしは心のなかでまたつぶやいた。 そういう自分も小中高大それぞれの卒業と同時に毎回8〜9割の交友関係が切れて、だから3年くらいごとに付き合うメンバーの総入れ

        • 名前も知らない彼女のブレンド

          「おお、雨、上がったなぁ」 店の外に出て空を見上げていたおじいさんが言った。「そうか、よかったなぁ」と店内にいたおじいさんが応じる。 常連さんだろうか。わたしがこの喫茶店に入ったときから、二人は向かい合わせに座って歓談していた。 わたしはそれを横目で見ながら、女性の店員さんが出してくれたブレンドコーヒーをひとくち啜った。 おいしい。 こましゃくれたガキだったな、といま振り返ると思うけど、わたしがコーヒーに目覚めたのは浪人生のときだった。もともとわたしが高校生のころに

          もう、父がネクタイを締めることはない

          6月は毎年、わたしを悩ませる。 父の誕生日が4日で、父の日が第3日曜日。立て続けに父を祝ったり労ったりするイベントが重なるが、ピアスやらヘアアクセサリーやらを集めている母と違って、身につけるもののバリエーションに乏しい父へのプレゼント選びはいつも難航した。 けれど3年前の6月だけは、迷わず男性向けの衣料品店に直行した。 父の、最後のネクタイを買いに。 貧しい母子家庭に育った父は、夢だった大学進学をあきらめ、たまたまご縁をいただいた地元企業に高卒で就職した。それから41

          もう、父がネクタイを締めることはない

          妻の姓を選んだわたしたちが言われたこと

          結婚が決まった。 そう伝えると、結構な確率でこう訊かれた。 「で、苗字はなにになるの?」 なににもならない、とわたしは答えた。「XXのままだよ」。 XXはわたしが出生時から名乗っている姓だ。そう、わたしたち夫婦はわたしの、妻の姓を選択した。 「え、婿養子?」と何人かにつづけて訊かれた。 婿ということにはなるけど、養子ではない。わたしもわたしの親も、養子は募集していない(そんなにいい家ではない)。 どうして「結婚=夫の姓を妻も名乗ることになる」、と半自動的にみんなが

          妻の姓を選んだわたしたちが言われたこと

          自分の町が欲しい、という感覚(noteお題企画「#上京のはなし」入賞)

          自分の町が欲しい。少し奮発して買った3000円の紅茶の入った缶を握りしめて、28歳のわたしは思った。 それはどこぞの首長になりたいとか、シムシティ的なまちづくりゲームをしたいとかではもちろんなくて、ただ自分が「属している」と思える町が欲しい、という願望だった。 大学進学を機に上京してきてから約8年の間に、わたしは5回以上引っ越しをしてきた。最初の1回を除き、常にマンションの契約更新前に新たな暮らしを求めて動いた。生まれ故郷にもなじめず、上京しても同じところに留まっていられ

          自分の町が欲しい、という感覚(noteお題企画「#上京のはなし」入賞)

          自己紹介|はじめてのnote

          はじめまして。 お盆の真夜中に思い立ってnoteを始めてみました、まいぴょこと申します。 ご覧いただきありがとうございます😌 簡単に自己紹介をさせてください。 自己紹介1994年生まれ、都内在住の女性です。 フリーランスで情報発信の仕事をしています💭 この夏に結婚し、現在夫と二人暮らし中。 文章を書くことと読むことが子どものころから大好きで、社会人6年目となったいまも仕事の合間を縫って年間100冊ほどの本を読んでいます。 大人になってから読んだ個人的なベスト小説5冊は

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