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#1 ブラックとミルク

ひさしぶりにnoteになにかを書こうかと思います。
maiomuです。

誰かに支持されるでも無く突発的に音楽を作っては自己満足したりしていますが、この間作ったアルバムがほぼすべてのサブスクで配信されました。
よかったら聴いてね🐴

さてさて、一人で全部曲を作って、アレンジして、演奏や打ち込みをして、mixして、歌とって、、みたいな事を何気なくやっていたが出来はどうでしょうか?

作った曲は実は結構古いのが多く、3年前くらいから去年にかけて作った曲が多いです。なので、これが僕の最新の曲です!では実はなく、かつての自分と向き合う感覚とでも言うのでしょうか。そんな感覚で作ってました。

音源を真面目に作る。という作業は自分は時間がかかってなかなか進まないのは目に見えていたし、そもそも自分は曲を作る。というより、頭に思い浮かべた妄想を形にするのが好きに近いので完成度の高いものを作るより、ひたすら頭の中から生まれた何かを触れる形にする。ということをしばらく続けていた。

みんな完成度をあげて、プロですか?!っていうような物を作ってる傍ら、人に聴かす気あんのか?ってレベルのものを作りまくっていた。

しかしふと、そろそろ一旦けじめをつけよう!
なぜならこんなにいい曲を沢山つくったじゃないか!
と思い始め、かなり力を入れてアルバムをつくった。

これは去年の秋頃から、大阪のライブバーでライブをし始めた事が大きい。
ギター一本で弾き語りをして、人に聴いてもらうと曲の解像度が上がるみたいな感覚があり、今ならこれを完成させられるぞ!という気持ちも大きくなった気がする。

ロックバンド育ちの僕はやはり、曲は生き物!みたいな意識が大きかったのかもしれない。
ライブで人前で歌うことで本当に表現したかったことが見えるみたいな。

そんなこんなで、10曲選びだした。
作った曲は多かったが、ゆるいオルタナ感があるアルバムになるように選曲した。

曲の説明をするのはとてもダサいと思うが、
こいつはどんな奴なのか?を知らない人しかいない中、自分と波長が合うもへったくれもないのでまずはチューニングしてもらえるように所感的なものを語っていこうと思う。

1.Bungerose

プンゲローゼ。聞き慣れないこの言葉はハーメルンの笛吹き男というグリム童話に出てくる通りの名前である。
有名か否かわからないが、ハーメルンの笛吹き男とは
「笛吹き男が笛をふきながら通りを歩くと、子どもたちが家から出て男に着いていってしまい消息不明になった」
的な話のあれである。かなり省略したがこんな感じの話だったと思う。
この道のことをプンゲローゼというらしい。

曲調は自分のセンスど真ん中の暗いオルタナ。
不気味な感じと、どこか違和感のある感じの曲。

2.Purple lily
これも自分のセンスど真ん中のオルタナ。
自分は歌が下手なので、これの歌撮りにかなり時間かかった。頭で表現したいものは鳴っているのにうまく自分でそれを歌えないのが悔しかったが、なんとか完成した。

歌詞は英語だが、かなり要約すると
自分のつけた足跡は、いつか消えてしまうけどきっと匂いは残っている。という自分が存在して何かしていることに意味があるか?みたいな事への慰めの歌である。

そんな感じの事を、可怪しくコンクリートに咲いた花パープルリリーと呼んだ。みたいな歌です。
好き。

3.ブラックとミルク
とてもゆるい弾き語りにあう曲って感じで作った。
優しい世界もいいけど、苦みがない世界も苦しいよね!って曲。

4.実りある不毛
これこそ僕が一人で曲を作り出した初期の曲。
かなり気に入っている。
毎日不毛だ、、って自分に嫌気がさしそうな日々だけど、きっとそれも実りある不毛な日々なんだなって曲。
すごく好き。

5.Pendulum of life
これもかなり前に作った曲。
当初違う曲を入れるつもりだったが、バランスを見てこれにした。これもかなり好きなオルタナソング。
ヘンテコな感じがとても気に入っている。
歌詞にそんな意味はないけど、曲としては「僕ってこんなセンスで曲つくりたいんですよね!!」って感じの曲。
ヘンテコな僕のオルタナにハマってくれると嬉しい🐴

6.スヌーズ
これは新し目の曲。
Book shelfという曲と、前述した実りある不毛をとりあえずシングルカットしようとしたときもう一曲いれるか!って作った曲
ゆるいオルタナ。ヘンテコでゆるいオルタナ。
消化不良の青春だったとしても、自分を叩き起こして謳歌していこうぜ!みたいな。

7.落下-落下
これはかつて、友人二人とやっていたグループThe itackworksでやっていた曲のセルフカバー。
元々僕は弾き語りで作ってたので、あのテンションからこんな感じになるんですか?!というより、この暗いテンションの曲をあんな風にデキルんです?!という在宅ワークスメンバーへの感激のが大きい。
今やすごい二人になってしまった鮭とばくんと、Hazeのタナナ君とアレンジしたのが原曲、こっちはセルフカヴァーというイメージだが我ながらいい曲だと思ってしまう。
とてもいい曲である🐴

8.Book shelf 
正直このアルバムで一番の主役はこいつだ。
こいつは自分らしらを100パー表現できたとおもっている。
どんなにネガティブなことも人生の1ピースであるわけで、それを見て見ぬふりをしてその人を理解する(仲良くなる)なんておこがましんじゃ?!みたいな事を思っていた曲。
それもそれでおこがましいけど、皆んないい面も悪い面も見せてくれると嬉しいなってことですね🐴

9.サラダの上で踊る
いやもうこれは大阪のライブで毎回やってた。
やってない日なんてなかったと思うほどやってた。
軽快だけど派手じゃなく、すごく口ずさみたくなるような曲(ぼくが)。

cコードのなか混じる異音でさえ、
タバコに火を着けて君を辿る

10.エンドロール
これはずっと温めてた曲。
誰かの人生のエンドロールに僕の名前は果たして出てくるのか?はたまた出たとしてどの位置出でるのか?!
みたいな事を考えていた時期に作った曲。

自分がわずかでも関わる人、その時ご飯をたべてたり、雑談をして時間を共有しているすべての人の人生という小説の数行は確実に自分は登場しているので、その小説がつまらなくならないようにしないとな!と思ったりするわけです。

誰かの人生のエンドロールに自分の名前が載るようにしたいな!と思うわけです。
なるべく沢山の人のエンドロールに載れば嬉しいけれど、一人でも最初の方に載せてくれるような人生にしたいですね!!


長々と語ってしまった。
良いアルバムなのできいてね!!!!


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