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真剣に悩まれてしまいましたが、遠距離恋愛中は、妻の方がベタ惚れしていたのです

◆夕方の散歩

「ラーメンを食べたから、散歩しようかぁ~?」と、妻のゆかりちゃんが言いました。

2人での散歩は久しぶりです。

「電車が見れるから」と、ゆかりちゃんは南へのコーすを選択しました。
線路に着くと、踏切が鳴っています。

「電車が来るで!」

踏切が鳴ったなら、電車が来ることは小学生でも知っています。
あたり前のことを楽しめるのは才能です。

事実、僕まで楽しくなりました。

「おお、電車が来たね~!」


踏切を渡ってから、西へ少し歩くと、
「あの光は、なんで青い?」とか、(「なんでやろうね」としか言えない)
「この丸い筒は、なに?」とか、(「なんやろうね」としか言えない)

見たモノや見たコトを、ゆかりちゃんは、すぐ言葉にします。
僕は、そんなゆかりちゃんを愛おしく思います。


◆真剣に悩む

この日ゆかりちゃんは、いつもより遠くまで歩きました。
15分くらいで折り返すのかと思っていたのに、30分近く歩いてから折り返したのです。

折り返してすぐに、こんな会話になりました。

じょーじ:僕たちのラジオ(stand.fm)なんだけどさ~ ゆかりちゃんの
     オモシロさは、本来YouTube向きなんだよなぁ
ゆかり :イヤやて~、顔出しなんか~

じょーじ:ゆかりちゃんのカオ芸が伝わらないのが、もったいなくてさぁ~
ゆかり :あんた、コッスイでぇ~ あんたは「じょーじ」で、わたしだけ
     本名の「ゆかり」やん


じょーじ:オレ、むかしモテたからさあ~ それで、ネットで攻撃されたこ
     とがあったやん だから実名は出せないんやて(ボケたつもり)
ゆかり :それ、じょーじがモテたんとちゃうで! じょーじが稼いでいて
     持っていた『お金』がモテたんやで


じょーじ:そうやぁ~、それはその通りや~
ゆかり :なんで、……

じょーじ:ん?
ゆかり :なんで、わたし…… お金がたくさんあるわけでもない、そんな
     じょーじと…… なんで、付き合ったんだろう?

ゆかりちゃんを見ると、なんと、真剣に考えこんでいます。


◆そこは、ちゃうやろ~

そこはちゃうやろ~、と僕は言いたい!

例えば、
「わたしは、お金目当てちゃうで~! 『さすが』やら~? 感謝しいや~」

そんなふうに返してくると、僕は思っていました。


◆もしくは

もしくは、
「わたしは高収入の暮らしも、贅沢も全然知らんのやて~ 早く印税をたくさん稼いでや~」

とかだと思うのです。


◆〆

今思うと、”真剣に考え込む” というジョークだったのかもしれません。

僕は、そんなゆかりちゃんが大好きやで~。





おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第706話です
※この記事は、過去の記事の書き直しです

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