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僕の、無意識の座右の銘は『こだわり』かもしれない

この前、11月11日でしたよね。
何日か前のことです。

その日は間違いなく、11月11日でした。

朝、僕は、iPhoneのアラームを【11:11】にセットしたのです。

◆作戦

僕は、「11秒あれば大丈夫」と、考えました。

作戦はこうです。
・アラームが鳴る
  ↓
・近くにいる人なら誰でもイイから、声をかけiPhoneの時計を見せる
  ↓
・11時11分11秒の画面を一緒に見て、ハイタッチする
  ↓
・声をかけられた人が「?」の表情なら、「今日は何月何日?」と聞く
  ↓
・「ああ~、11月11日だ!」となったら、再度ハイタッチする


◆実行

アラームが鳴りました。
たまたますぐ近くに、スタッフが2人いました。

「見て見て」と声をかけました。

僕のiPhoneを見せます。

(あれ? 秒が表示されていない!)

(別なアプリなら見れるかな)と思い、「ちょっと待ってて」と言いながらiPhoneを操作します。でも、どの時計アプリも秒までの表示がありません。

頭の片隅でカウントダウンをしていたのですが、どう考えても11秒以上経過してしまいました。

「なんなん?」と、その2人に聞かれたので、
「11時11分11秒を見せたかった~」と、僕は言いました。

「ああ~」と、大変平凡なリアクションをいただきました。


◆秒までいる?

その5分後に思いました。
「秒までいる?」と。

「秒まではいらん」と、僕の中のリトルじょーじが冷たく言い放ちます。
「それより何で『11月11日だから』って、そう言わんかったん?」と、容赦ありません。

試しに、さっきのスタッフの1人に、
「さっきのはホラ、今日、11月11日だったからさぁ~」と言ってみました。

「あ、そうだ! 確かに! 今日、11月11日だ~っ!」と、そこで盛り上がりました。

失敗です。
秒までこだわる必要などなかったのです。

充分に、11月11日の11時11分で盛り上がれたのです。

く、悔しいです。


◆リベンジ

リベンジしたくてしょうがありません。

しかし、1月11日にやるのか?
”1”が1つ少なくても構わないだろうか?

いや、ダメです。

桁が足らないのです。妥協はできません。
桁にこだわると、10月以降に限定されます。

10月10日10時10分? 悪くないけど、真のゾロ目とは言えません。
やはり11月11日しかないのでしょうか?

いっそ、年まで加えるか?

ああ、2022年だ!
忘れてた! 2022年2月22日を!


◆理想

理想は、西暦2222年2月22日22時22分、なんだけど、たぶん生きていない。
生まれ変わっていても、この記憶があるとは限らない。

2033年3月3日3時33分か?
深夜だから、人に声をかけれない。
午後3時33分か?

妥協感がハンパないなぁ。

あ、2111年11月11日11時11分!
あと91年。

生きてないなぁ。

まずは、令和5年5月5日午後5時55分かな。
声をかける人がきっと傍にいないなぁ。

通行人で良しとするか?
いや、
僕は人見知りだから難しい。


◆〆

まずは来年。
令和5年5月5日5時55分。

眠っている、妻のゆかりちゃんを叩き起こしましょうか!
覚醒するまでのタイムラグを考えて、1分前にアラームをセットしますか。

そういうことで、ゆかりちゃん。
よろしくお願いします。


毎度唐突ですが、
僕は、ゆかりちゃんが大好きです。






おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第956話です

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