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医療同意の問題を僕は知らなかったし、延命治療についてはもっと勉強が必要だ

少し前に「医療同意」という言葉を知りました。
教えていただいたのです。

メモを取っていなかったので、記憶だけを頼りに、簡単に説明してみます。
詳しくは、あるいは正しくは、申し訳ございませんが、ご自身で調べてみてください。

◆インフォームドコンセント

医療同意とは、読んで字のごとく、その医療に対する同意を得ることや、同意をすることです。

インフォームドコンセントが、ほぼ同じ概念になるかと思います。

インフォームド・コンセント(informed consent)とは、「説明を受け納得したうえでの同意」という意味

引用:インターネット検索結果


◆臓器提供の意思表示

脳死、あるいは心臓が停止した死後、移植のための臓器提供の意思表示がありますよね。
今は、運転免許証や保険証の裏に記入欄があり、広く認知されていると思います。

ちなみに僕は、免許証と保険証の両方に、1.『脳死及び心臓が停止した死後のいずれでも』に、丸を付け署名しています。


◆医療同意

本人に、医療同意できる能力がある場合、この「医療同意」という言葉は、あまり耳にしないと思います。

問題は、同意能力を失った場合です。

認知症の発症、意識不明の状態などが代表例でしょう。
その際は、本人に「その医療を望む or 望まない」の選択が不可能です。意思の表明も出来ません。

家族には、高額な医療費負担の問題も発生するかもしれません。
本人が、日頃から「延命治療は要らない」と言っていたとしても、その発言を証明できなければトラブルの元です
ほかの家族から「冷たい」「見捨てた」などと責められかねません。

家族でも困るのですから、医師が決めるというワケにもいきません。
医師に意見を求めれば、その職業上、延命治療を勧めざるを得ないでしょう。

このように重大な問題をはらんでいるのに、臓器提供の意思表示ほど、広く認知されていないのが医療同意です。
「リビング・ウィル」というのも、ほぼ同じな気がします。

リビング・ウィルとは、生前の意思という意味の英語の音訳。事前指示書ともいう。 生前に行われる尊厳死に対してであれば「尊厳死の権利を主張して、延命治療の打ち切りを希望する」などといった意思表示のこと。

引用:Wikipedia


◆延命措置と延命治療

心肺蘇生のための、人工呼吸や心臓マッサージ、AEDを使用しての救命対応は延命措置です。

機械を使う人工呼吸、人工栄養、人工透析などが延命治療です。

延命治療を拒否したからと言って、延命措置まで行なわれないということはないそうです。


そして僕は、延命治療を全て拒否するとは言えません。

機械にチューブで繋がれ、意識もなく、助かる見込みもない状態での治療は拒みたい。
でも、もし僕の腎臓機能が低下したならば、人工透析は受けると思います。

延命治療については、もっと詳しく調べて、しっかり考えなければならないと思っています。


◆じょーじの持論(2022.4.26)

自分が死んだあと。
自分が意識を失ったあと。
自分が認知を失ったあと。

このとき、家族に迷惑をかけたくありません。可能な限り、負担も軽くしてあげたい。妻のゆかりちゃんに迷惑をかけるなんて、僕は、まっぴらごめんです。

これが僕の持論です。
なので、エンディングノートを書きます。

書かなければと思って、あっという間に数年が経っていますから、今年こそ書きます。

エンディングノートには、医療同意についても書きます。


◆〆

わが家では、僕が先に死にます。
ゆかりちゃんが先に死んだなら、僕は生きる意味を失ってしまうから。

ただ僕、どんどんド健康になっている自覚があります。
たぶん、90歳でもジョギングしています。

なんとか、ゆかりちゃんには100歳まで生きていただきたい。

僕は、ゆかりちゃんが大好きなんやて。






おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第753話です

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