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失敗からの学びは貴重で、そのリカバリーも学べるのは超~貴重です

僕は、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』のメンバーです。
このサロンは、

西野さんが、毎日、2000~3000文字の記事をFacebookグループに投稿し、サロンメンバーだけが読める

というものです。月額980円のメルマガ、という感じですね。

西野さんの活動を、いち早く知ることができて、かつ、活動の裏側も垣間見れます。

オンラインサロンですので、【サロン記事、公開NG】です。
でも、もう1つ、【1年後なら公開OK】というルールもあります。

そこで僕は、

①西野さんの過去記事(1年以上前の記事)を、コピペする
②その記事を、小学生でも読めるように、短く書き直す

これらを、毎週土曜日に投稿させていただきます。
西野さんの挑戦マーケティングは、1~2年前のものでも超最先端です。

では、let'sサロン!(110回目)


◆2022年11月23日(水)

・記事のコピペ

おはようございます。
ファンの方から、「インパルス堤下君の復帰をサポートしてあげてください」というコメントをいただき、「今は大阪公演にいっぱいで、堤下どころじゃない!」と、いとも簡単に友達を見捨てたキングコング西野です。
#ゆるせツッツン

さて。
今日は『凡事徹底 ~大逆転の大技など無い~』というテーマでお話ししたいと思います。
お察しの通り、大阪公演の話題ですが、これに関しては「追い込まれている全ての挑戦者、サービス提供者」に通じる話になると思います。

▼ 今日も鳴り止まないJアラート
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「補助金問題」「稽古場問題」「宿代問題」…と連日Jアラート(ジョーさんのギガ尻拭いのお知らせ)が鳴り響いていますが、そんな中でも、特大のネタを新たに放り込まれまして、ついに『CHIMNEY TOWN』本体も動いて対応にあたっております。

こちらのネタに関しては、詳細を現在確認中ですので、また確認でき次第、共有させていただきます。

昨日、解いても解いても新たに発生する問題(Jアラート)の対応にあたっている時に、後ろで『えんとつ町のプペル』(ロザリーナ)が流れて、歌詞が痛いほど刺さりました。
「巡り巡る物語」の部分です。
…という記事を書いていたら、(たった今)スタッフから「ジョー監督の最新作の詳細」がと届きました!!!
#超リアルタイム

ここまできて、「ちょっと今回のネタは強すぎて、お客さんが引いちゃうと思うので言えません…」は許されないことは分かっています。
膿は全部出して、ダメなところは全部晒して、キチンとお叱りを受けて、そこから仲間をフォローし、逆転に向かいたいと思います。
そんなこんなでジョー監督の最新作の発表です。

最新作のタイトルは…
『追加で1000万円かかることが分かっていたけど、今まで黙ってました。しかも、その1000万円の支払いは明日(24日)』
です。

おい、ジョーっっ!!
どこまでスケールのデカい男なんだよ!!
とんでもねぇ爆弾を残してやがったなっ!!!

僕は知ってるぞ!
知ってるからなっ!!!
どうせキミは、「大丈夫です。なんとかしておきまーす!」と言って、なんともしないんだろっ!

もう騙されないぞ!
私たち人類はもう騙されないっっ!!

言っておくが、僕はもう「全部対応する!」と決めているから、ジョーがどんな爆弾を放り込んでこようが僕はジョーを責めない!!
責めないぞっ!!
チームメンバーだから、なんとかするっ!

そのかわり、一つだけ。
一つだけ教えてくれ!
…いや、教えてください!
教えてジョー先生っ!!!

「あと、何ネタあるんですか!?」

こちらも色々準備がありますので、事前に教えておいていただけると助かりますっ!!
お忙しい中、いろいろとご無理を言ってしまって本当に申し訳ございません!!
なにぶん CHIMNEYTOWNはベンチャー企業なので、フォローにまわせる人をお金が潤沢にあるわけじゃないんです。

これが「言い訳」ということは重々承知しております。
これらは、Jアラートに備えて、大企業に成長してなっていなかった私共の責任です。
ですが、それでもできる限りのことはさせていただこうと思っておりますので、なので、どうか、どうか…あと何ネタ残しているのかだけ教えてつかぁさいっー!!

…とまぁ、嘆いたところで仕方がありません。
僕が「追加で1000万円がかかります。その1000万円の支払いは11月24日です」と聞かされたのは、11月20日(日)の夜。
「支払いは4日後」という状況でした。

そこから、色々と調べていくと、少なくとも「9月24日」の時点では、「追加で1000万円がかかる」という見積りが出ていたそうで、それがコチラに共有されていませんでした。

責任感からか、「自分一人でなんとかしよう!」と考えられたのかもしれません。

9月24日の時点で分かっていて、11月20日(支払い4日前)になっても、その問題を解決できなかった人が、ここから3〜4日で解決できるわけありません。

というわけで、急遽、CHIMNEYTOWNで話し合って、11月24日までに支払わなきゃいけない分を、『融資』という形で CHIMNEYTOWNから出すことに決めました。

「脚本と舞台セットと音楽と衣装を提供して、集客のお手伝いをして、支援して、融資する」というのが今回の僕らのミッションです。

面白いじゃないか。
長いエンタメ人生の中で、初めての経験です。
素敵な経験をさせてくださってありがとうございます。

何度もお伝えしているとおり、今ここでジョーさんを問い詰めても仕方ない(何かが解決するわけでもない)わけで、とにもかくにも僕らは大阪公演の成功に向かって、やれることをやります。

▼ 追い込まれた時ほど地味なコトをする
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そんなこんなで、ご覧のとおりミュージカル『えんとつ町のプペル』の大阪公演は追い込まれております。
ドラマの脚本にしては、ワザとらしいぐらい追い込まれています。
これをそのまま放送したら、「そんなピンチが次から次へと襲ってくるハズないじゃん」というクレームが届くほど。

ですが、「事実は小説よりも奇なり」とはよく言ったもので、今起きているこの世にも奇妙な物語は全て現実です。

「補助金問題」「稽古場問題」「宿代問題」「1000万円問題」が1日おきに襲ってくる世界が現実にあるんです。

しかしまぁ、冒頭でお話ししましたが、「挑戦」を選ぶと、このような絶対絶命を味わうこともあるでしょう。
八方塞がりで、「どうすりゃいいのっ!」という状況は、皆さんも経験されてきただろうし、これから経験されると思います。
こういう局面に立たされた時、いつも後輩達に次の言葉を伝えています。

「派手な技は使うな。一発逆転は無い」

一発逆転などありません。
あるのは、
「何もせずに負ける」か、
「一発逆転を狙って負ける」か、
「ジワジワと逆転する」の三つ。
この局面でチームが身体を向けなきゃいけないのは、三つ目の「ジワジワと逆転する」です。

借金もそう。一発では返せません。
「こんな僅かな金額をチビチビ返していたら、返済が終わるのは、いつになるよ」と思えるような金額をチビチビと返していくしかありません。
気が遠くなるような作業だけど、それを続けているうちに、あるラインを越えます。
「…あれ? いけるかも!」と思えるラインです。
そのラインまで乗せれば勝ちで、そこからは(メンタルも前向きになり)スピードが加速します。
ほら、ウンコだって、「あ。漏れるかも」と思った途端、すっごい勢いで漏れそうになるじゃん。あれと全く同じです。
#絶対に違うだろ

ミュージカル『えんとつ町のプペル』の大阪公演(の運営)が今やらなきゃいけないのは、一発逆転の施策を練ることではなくて、「今日、販売(再販)開始したチケットを一枚一枚売っていく」です。
すごく地味だけど、今は、これを徹底的にやることが正解です。

補助金用に確保していた席の約半分(約1100席)が再販されるのですが、まずは、この1100席を完売させる。
使える手は全て使って。

…というわけで、今日は皆様にご協力いただきたいことがあります。
「あの人が観に行くなら、僕も行こうかな」という感じで、(言葉を選ばずに言うと)「お客さんが集客装置」になることって、いろんな場面であると思います。
その流れを生むには、「どの日に誰が参加するか?」を可視化する必要があるので、この記事のコメント欄に「自分が参加する日」にお名前を入れていただけると嬉しいです。
お名前は、僕のコメントに返信する形で、前の人の返信コメントをコピペして、代表者と人数を追加して返信コメントしてください。
(※くれぐれも返信で!)
【例】
【例】
(一人目)
12月3日
田中×1


(二人目)
12月3日
田中×1
山本×2


(三人目)
12月3日
田中×1
山本×2
谷口×1(再)

…みたいな感じです。

お名前の後に参加人数も書いていただいて、ついでに言うと、再販分を購入して参加される方は、その後に(再)を入れていただけると助かります。

今、アクセスが集中し、『チケットぴあ』のサーバーがダウンしているたみたいで、チケットの販売が上手く開始できておりません。
どうやら12時か13時頃に販売がスタートするそうです。
(※今は「販売終了」と出ています)

ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

大阪公演成功に向けて、全力で駆け抜けたいと思います。
力を貸してください。
よろしくお願いします。

現場からは以上です。

・じょーじの要約

テーマ:『凡事徹底 ~大逆転の大技など無い~』
▼ 今日も鳴り止まないJアラート

「補助金問題」「稽古場問題」「宿代問題」…と連日Jアラート(ジョーさんのギガ尻拭いのお知らせ)が鳴り響いています。

さらに、特大のネタを新たに放り込まれました。
最新作は…
『追加で1000万円かかることが分かっていたけど、今まで黙ってました。しかも、その1000万円の支払いは24日です』

嘆いたところで仕方がありません。
僕が「追加で1000万円がかかります。その1000万円の支払いは11月24日です」と聞かされたのは、11月20日(火)の夜。
「支払いは4日後」という状況でした。

色々と調べていくと、少なくとも「9月24日」の時点で、「追加で1000万円がかかる」という見積りが出ていた。
それがコチラに共有されていませんでした。

急遽、CHIMNEYTOWNで話し合って、11月24日までに支払わなきゃいけない分を、『融資』という形で CHIMNEYTOWNから出すことに決めました。

「脚本と舞台セットと音楽と衣装を提供して、集客のお手伝いをして、支援して、融資する」というのが、今回の僕らのミッションです。

▼ 追い込まれた時ほど地味なコトをする
以上のようにミュージカル『えんとつ町のプペル』の大阪公演は追い込まれております。
「補助金問題」「稽古場問題」「宿代問題」「1000万円問題」が1日おきに襲ってくる世界が現実にあるんです。

八方塞がりという状況は、皆さんも経験されてきただろうし、これから経験されると思います。
こういう局面に立たされた時、いつも後輩達に次の言葉を伝えています。

「派手な技は使うな。一発逆転は無い」

一発逆転などありません。あるのは、
「何もせずに負ける」か、
「一発逆転を狙って負ける」か、
「ジワジワと逆転する」の三つ。

この局面でチームが身体を向けなきゃいけないのは、三つ目の「ジワジワと逆転する」です。
借金もそう。一発では返せません。
「こんな僅かな金額をチビチビ返していたら、返済が終わるのは、いつになるよ」と思えるような金額をチビチビと返していくしかありません。

具体的なアクションは、「今日、販売(再販)開始したチケットを一枚一枚売っていく」です。
補助金用に確保していた席の約半分(約1100席)が再販されるのですが、まずは、この1100席を完売させる。使える手は全て使って。

大阪公演成功に向けて、全力で駆け抜けたいと思います。
力を貸してください。

・じょーじの解説

その1、事情の説明(先週の繰り返しです)
ミュージカル『えんとつ町のプペル』大阪公演は、西野さん主催ではありません。CHIMNEY TOWN主催でもありません。

ジョーさんが主催です。
ジョーさんがプロデューサーです。
※プロデューサーとは、そのプロジェクトの責任者で、予算の責任者です。

ジョーさんが「やらせてください」と申し出て、CHIMNEY TOWN(西野さん)は、脚本提供をしただけです。(そういう契約です)

その2、なぜ尻拭いをするのか
第1に、キャスト(俳優さんやダンサーさん)や舞台製作に関わった方々、全員を守るためと、僕は想像します。
第2に、「えんとつ町のプペル」というブランドを守るためかと。

※来週も続編を投稿します
※西野さんと同じく、個人を責める目的はありません
※この失敗からのリカバリーは、多くの学びがあるので紹介しています


◆西野亮廣エンタメ研究所

月額980円です。
西野さんの毎日の投稿を読めます。それだけです。

投稿は、西野さんの活動を現在進行形で報告、という内容です。
西野さんの気づきを、現在進行形で投稿。


記事の内容は、具体的にはこんな感じ ↓ です。

・現在の、思考報告(思考の結果だけではなく、思考プロセスも共有)
・現在の、作品制作報告(都度都度、制作過程を報告)
・現在の、マーケティング報告(マーケティング解説や結果報告)
・現在の、チームビルディング報告(経験談の共有)
・現在の、感情・心境の吐露とろ(主に日曜日)

ライブDVDには、メイキング映像がありますよね。あれです。
西野さんの作品のメイキング記事なのです。

後出しのメイキング記事ではなく、
先出しのメイキング記事、
進行形のメイキング記事、
生中継的なメイキング記事、です。

・作品の制作過程
・ヒットさせるための広告やマーケティング(最先端の手法が多い)

それらを進行形で知ることができます。
これって、メッチャ面白い!
そして、メッチャ勉強になります

この他にも、サロンへの参加メリットがあります。
それは、『サロンメンバーと仲良くなれる』です。

挑戦する人を応援する、とか、
弱者に優しい、とか、
知らない「人」や「事」を否定しない、とか、
健全でステキな文化が根付いているコミュニティーです。


参加はこちらから ↓


◆キンコン西野さんの朝礼

西野さんは、Voicyも毎朝配信しています。
無料です。

朝7時ごろに配信されます。







おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第1493話です
※僕は、妻のゆかりちゃんが大好きです

PS. 僕のKindle本 ↓『いいかい、タケルくん』【考え方編】です。


読むと、恋人ができてしまう自分に変わります。
恋愛とは、若者だけのものではありません。

人生100年時代。
40代、50代、60代、70代でも、恋愛って必要です。(僕の主観です)
そばにいるパートナーは、誰にだって必要ですよ。(僕の感想です)

「考え方」ですから、若者だけでなく中年にも参考になります。
もちろん若い男性には、モロ、参考になります。

女性にも参考になります。
【男の思考】が詳しく書かれていますから。
「男性って、そんな考え方をするんだぁ」と、きっと参考になります。

ご一読いただけたら幸いです。


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