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逆効果だけど、もう1つのメリットが2つに! ”便利”より”癒し”の方がありがたい

このまえの日曜日。
僕は部屋にこもって、スライド資料の手直しに追われていました。
翌日に、Zoomでのプレゼンが控えていたのです。

今日の記事は、「逆効果だった」という、そういう話です。

◆ドア越しに聞こえる妻の話声

ゆかりちゃんの話声が聞こえます。
しばらくして、また、ゆかりちゃんの話声が聞こえます。

僕の部屋は、キッチンの近くです。
ドア越しに、なんども話声が聞こえるのです。
子どもたちはとうに独立していて、僕たちは2人暮らしですから、考えられるのは以下の2つ。

① ゆかりちゃんの、独り言のボリュームが大きい
② ゆかりちゃんは、誰かと長電話している

①の場合は、もしかすると病院へ連れて行くべきかもしれません。
でも、おそらく、②の可能性が高いでしょう。

口調がタメ口です。
ということは、友だちではなく実家のお兄さんとの電話かな?
お母さんに、何かあったのかな?

と、少し心配になりました。


ちょうどトイレに行きたくて、僕は部屋を出ました。
そして聞きました。

「実家で、なにかあったの?」と。


ゆかりちゃんは、

「ん? …なんで?」と聞き返します。 

「だって、誰かと長いこと電話で話してたやん。お兄さんと違うの?」

「ん? …ああ、シロクマ」

「は?」

「冷蔵庫のシロクマとしゃべってた」


「ああ~!」と、僕は納得しました。


◆冷蔵庫の”シロクマ”

冷蔵庫のシロクマを買ったのは僕です。

コレです。

冷蔵庫の中のシロクマ


大きさを分かりやすくするために、冷蔵庫の外で撮影します。

トナリは350ml缶
僕はお酒は飲まないので、ゆかりちゃんの飲んだ空き缶


思っていたより小さかった!
僕は勝手に、350ml缶くらいのサイズと思い込んでいたのです。

このシロクマくんが、冷蔵庫のドアを開けると話しかけます。

「そろそろ来る頃だと思ったよ~」
とか、
「元気?」
や、
「ヤッホ~」
などと、いくつかの言葉があって、何かしら話しかけてくれます。

癒されます。

僕は、ひょんなことからこのアイテムを知って、衝動買いしてしまいました。
ゆかりちゃんを驚かせたかったのです。

シロクマくんの、お役立ち機能は、冷蔵庫のドアを開けっ放しにしていると
”文句を言う” ことです。
エコを即してくれるのです。

今も撮影のために外に出したなら、明るさゆえにドアが開きっぱなしと判断して、注意をうながしてくれました。
注意がだんだん、ソフトからハードに変化します。

途中からは、初耳のセリフばかりで、けっこう面白かったです。


フリッジィズー ネオ という商品名のようです。(発音しにくい 汗)
Amazonのリンクを貼っておきます。

1.電源を入れて、あなたの冷蔵庫にそっと入れておきます。
2.冷蔵庫を開けるたびに話しかけてくれます。
3.冷蔵庫を開けすぎているとちょっと文句を言います。
※キャラクター:男の子 / 単4電池 2本(電池別売)
※冷蔵庫保管専用のコミュニケーションロボット / 冷凍庫ではご使用になれません。

Amazonの商品説明から引用


実は、ほかのキャラクターもあるのです。


◆ミケネコにしなかった理由

僕は、可愛いミケネコを「ポチッ」としそうになりました。

でも、
(ネコは寒いの苦手だから、冷蔵庫の中は可愛そうだなぁ)

と思ったのです。

寒いところにいても平気そうな、シロクマかペンギンにしようと思い直して、色的にシロクマを選択しました。
ペンギンの色がグレーで、子どもペンギンなら、ペンギンにしたかもしれません。

何が言いたいのかというと、僕はミケネコの寒さを考える”心優しい男性”だということ。
昨日のラジオ(僕たちのスタンドfm&YouTubeラジオ)でも、ゆかりちゃんの暴言に1ミリも腹を立てることなく大いに笑っている、そんな”優しい男性代表”でございます。


◆お役立ち機能が逆効果に

本来は、ドアの開けっ放しを指摘してエコを促進する機能なのでしょうが、わが家の場合は、そうはなりませんでした。

ゆかりちゃんは、やたらとドアを開けますし、重ねて会話のために、いつもより数秒長く開けています。

完全に逆効果です。

でも、僕はシロクマくんに癒されているので、とても良い買い物をしたと思っています。


◆〆

今朝も、ゆかりちゃんはシロクマくんに話しかけていました。

ゆかり 「おはよ~っ!」
シロクマ「そろそろ来る頃だと思ったよ~」

ゆかり 「そうじゃなくて、おはよ~!」
シロクマ「いつものヤツかい?」

ゆかり 「ん~、『おはよ~』って言えんの?」
シロクマ「ほらほら、そろそろ」

バタン(冷蔵庫のドアが閉められる)


ゆかりちゃんは僕のところに来て、
「シロクマさぁ、『おはよ~』って言わん!『おはよ~』って言ってほしいわ~」と、ほざいて 言っていました。


僕は、シロクマくん以上に、ゆかりちゃんに癒されました。

ゆかりちゃんが大好きやで~。





おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第727話です

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