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何気ないところに、ビー・バップ・ハイスクールの三原山順子を感じさせる妻

201〇年7月31日の深夜です。
僕と妻(ゆかりちゃん)は、まだ同じベッドで寝ていました。

ゆかりちゃんは僕に背を向けています。
僕は、文庫本を閉じて、寝る体制に入ったところでした。

突然、

パラパ♪パラパ♪


という、大きな音がしました。

当時の、ゆかりちゃんのスマホの通知音です。
暴走族のラッパホーンのような音で、この音のセンスには、そもそも疑問でしたし、しかも大きすぎました。

僕は思わず、「デカッ!」と言いました。


ゆかりちゃんが、

「あした起きなきゃならないから」と言いました。


僕は、

「ん? アラームの音量と通知音は別じゃね?」と返しました。


ゆかりちゃんは、

「かもしんねぇなぁ」と返します。


これが何と、

ゆかりちゃんの発言は全て寝言だったのです!


ちゃんと、僕のスマホのメモに残っている正確な寝言です。
一切、盛っていません。

「かもしんねぇなぁ~」

の言い方が、まるで歌舞伎役者のセリフでした。

ウケを狙ったのだと思いました。
しかし、その後の会話に、ゆかりちゃんは応えません。

ゆかりちゃんをのぞき込むと、スヤスヤと眠っていました。


◆説明1

ゆかりちゃんの寝言の特徴です。

  1. 滑舌:明瞭

  2. ボリューム:日常会話レベル

  3. 前兆:なし 突然しゃべり出す

「むにゃむにゃ」とか「んん…」とか、そういうのが一切ありません。


◆説明2

ビー・バップ・ハイスクール

『ビー・バップ・ハイスクール』とは、昔のマンガです。

『ビー・バップ・ハイスクール』(BE-BOP-HIGHSCHOOL)は、きうちかずひろによる日本の漫画。1983年から2003年まで「週刊ヤングマガジン」で連載されていた。単行本全48巻。

引用:Wikipedia

実写映画化もされました。
マンガが大ヒット。映画もヒットしていました。


三原山順子

三原山順子は、『ビー・バップ・ハイスクール』のキャラクターです。
ドラマ『金八先生』に、女優の三原じゅん子さんが出演していました。

1979年、『3年B組金八先生』に「山田麗子」役で出演。役柄の「ツッパリ(=不良、非行生徒)」イメージで、人気が急上昇した。中でも同級生へのリンチシーンで仲間を仕切りながら発した「顔はやばいよ、ボディやんな、ボディを」のセリフは、三原のヤンキー性を表す代名詞になった。

引用:Wikipedia 三原じゅん子さんの解説から

マンガ『ビー・バップ・ハイスクール』で、三原山順子はマドンナの1人です。100%、金八先生の三原じゅん子さんをパロってました。


ゆかりちゃん

ゆかりちゃんもビー・バップ・ハイスクール世代です。
三原山順子のように、長いスカートを履いていたのです。

高校時代の髪型は、聖子ちゃんカットです。


体育の授業を女子3人でさぼり、隣のクラスの男子の弁当を勝手に早弁する、という悪いこともやっちゃっていました。


◆〆

ゆかりちゃんの面白さを、文章だけでお伝えするのは大変です。

僕たちのラジなら、ホンの少し文章より伝わると思います。
本当は動画で届けたいのですが……。


このstand.fmYouTubeラジオも、まもなく丸1年になります。
僕のやりたいことに、いつも協力してくれて、ゆかりちゃんには感謝しかありません。

僕は、ゆかりちゃんが大好きなのです。




おしまい


※この記事は、エッセイ『妻に捧げる3650話』の第658話です

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