階段を駆け上がれない53歳の僕が、今は1段飛ばしで4階まで、余裕&マッハで駆け上がります! まもなく56歳です!
わが家のマンションはオートロックです。
今期は、妻のゆかりちゃんが、管理組合の理事長です。
理事長命令に従い、僕は、管理会社からメールで届いた書類(アンケート)をプリントアウトしました。
ゆかりちゃんが、……おっと、訂正します。
理事長が、
「エントランスの集合ポストに行って、投函しなくっちゃ」
「手伝って~」
と、言いました。
もちろん、僕は、喜んで手伝います。
日々の、ゆかりちゃんの家事の量を考えたなら、こんなことは手伝いのうちに入りません。
何より、2人で行なった方が効率が良いことも知っています。
30戸に満たない、小さなマンションです。
集合ポストの、下の段から投函しました。
半分までもう少し、というところでアンケート用紙が切れました。
「ん? なんでだ?」
「プリンター、紙切れだったんじゃない?」
「あっ、それだ。一旦、戻るしかないね」
「健康のため、走るか!(ニヤリ(ドヤ顔))」
ゆかりちゃんの提案を受けて、階段を駆け上がりました。
4階まで階段で駆け上がることを、甘く考えていました。
50代の僕たちは、2階に達する前にスピードが落ちます。
やっと、玄関に着きました。
ゆかりちゃんを待ちます。
2秒遅れて、ゆかりちゃんが到着し、鍵をガチャガチャ……。
・・・あれ? ・・・開かない。
(逃げろ! ココはまだ3階だ! あの、細かいことにも煩い、Kさん宅の玄関だ‼)
腐っても鯛。
しょっちゅうケンカしても夫婦。
言葉にせずとも顔を見合わせただけで、ゆかりちゃんは僕の心中を察して、ダッシュしました。僕も続きます。
真上のわが家に到着し、玄関を開けて中に入ります。
と同時に、2人で爆笑!
まるで、ピンポンダッシュ。
インターホンは鳴らしてないから、ガチャガチャダッシュです。
僕は、こんなときに爆笑する、ゆかりちゃんが大好きです。
チャオ!
PS.Kさん。間違ってガチャガチャやって、ごめんなさい。
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