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第186話 『議論』とは


今、僕は、『議論』についての、とある文章を読んだ。

素晴らしい内容だと思ったので、ここに記す。


以下、文章の抜粋

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◆議論でヒートアップする人の特徴

勝ち負けで考えるパラダイムを持っている

議論を勝負事と捉えている。そして、「勝ちたい」と考えている。勝ちたいと考えているから、負けそうになると怒りだす。

このタイプは、自論が『伝わらない』ことも、負けと考える。よって、自論を理解しない人に対しても、怒りを覚える。


自論がストーリーとして構成されている

「こうでこうだからA。これこれはこうでB。AとBは、ほにゃららだからC」という感じで、自論の説明がストーリー化している。

聞き手が、自分が語る論を、1段階づつ理解しているか、キチンと確認しながら話を進める。

聞き手の理解が遅いと、イラっとする。

結論ではなく、そのまえの前提条件の確認で理解が遅いと、めっちゃイライラする。

聞き手が、話をはぐらかすものなら、怒りを覚える。相手も『議論に勝ちたい』とすれば、『はぐらかす』という行為も、当りまえの戦術なのだが、このタイプは、そうとは考えない。


僕の論は100%正しいんだから、だまって聞け、という前提がある

この【議論でヒートアップする人】は、相手の論や反駁を、キチンと聞いているか? 答えはNOだ。

相手が、話し終わるのを待っているだけだ。聞かないと「聞け」と言えなくなるので聞いているだけで、聞いているポーズをとっているだけだ。


天敵がいる

「イラッ」っとさせるのが上手い人は、超苦手としている。(2チャンネル開設者のひろゆきさんなど)

はぐらかしが上手そうな人も、苦手だ。

感情的になってしまい、結果的に「勝てない」と思っている。【議論でヒートアップする人】は、自分より議論の上手い人とは「議論したくない」と思っている。

ゆえに、真の議論好きとは言えない。


獲物がいる

議論で、確実に勝てる人を獲物としている。議論の下手な人は餌食にされる。

議論に勝つと快感を得られるので、獲物を執拗に追いかける傾向がある。議論好きではなく、議論でのイジメ好きだ。


意識高い系著名人のステレオタイプ

TVのステレオタイプを馬鹿にする、という特徴がある。これは、自分が【意識高い系著名人のステレオタイプ】という自覚がないからだ。

ときに自論が、著名人より先のことがある。自論を発言するか発信するかしていて、そのあとから、著名人が同じ意見を言っているのを知る。この場合、めちゃくちゃ宣伝する。

自論の正当性を証明できるので、いつも以上に大声になる。「これ、オレが先に言ってたんだ~!」って、言いまくる。「ほらっ」と、証拠まで(著名人の動画やブログなど)見せる。


オレって凄いだろ!って言いたいだけ

つまり、本当の意味では自信がない人。


◆本来の議論、良い議論

議論は、納得させるが目的じゃない。意見の交換で充分なのだ。

A案とB案で議論し、もっと素晴らしいC案を生む、という素晴らしい議論もあるのだ。むしろこの『もっと素晴らしい第三の案を生む』というのが、本来の議論の目的ともいえる。

『自分の論が間違いと気づく』。 これも、議論の素晴らしい結果の1つだ。だが、議論を『勝負』と思っていると、この発想にはなれない。


議論を避ける人

上記の、正しい議論を知っている人は、『議論は勝負』と思っている人との議論は避ける。不毛だからだ。

議論が不得手で、負けると思っている人も、あたりまえだが議論を避ける。逃げて当然だ。


◆上念司さんが凄い

ひろゆき氏に反対意見を言われても、1ミリもイライラしていない。自論を、1つ1つ丁寧に解説をする。微笑みながら。

『自論を正しく伝えること』のみに、意識があるのが伝わる。わかる。

このときの上念司氏は、『相手が納得するかしないか』は、どうでも良いと思っている。そう思えた。

相手が納得するか否かは、【相手の課題】なのだ。


◆人間は感情の動物

人は、理屈では行動しない。感情が優先される。その方が大多数だ。

正しい論を聞いた人は、『理解した人』と『理解できなかった人』に分かれる。

理解した人は、『理解し納得した人』と、『理解はしたけど納得できない人』に分かれる。

理解し納得した人はさらに、①『理解し、納得し、そして賛同する人』、②『理解し、納得もしたけれども、でも賛同しない人』に分かれる。(「確かにそうかもしれないけど、でもこの人嫌い~」とかが代表例)

理解はしたけど納得できない人は、③『理解したが納得はできない、でも賛同する人』(かなりレア)、④『理解したが納得はできないから、賛同しない人』に分かれる。

そもそも、理解できなかった人は、⑤『理解できなかったけど、それでも賛同する人』(好きだからとか、賛同者が多いから、などが代表例)、⑥『理解できなく、だから賛同もしない人』に分かれる。⑦『理解できなかったし、そして賛同とか、もうどうでもいい人』もいる。


正しい論を言ったとしても、結果はこのように分かれる。皆の賛同を得るなんて、簡単なことではない。ほぼ不可能と思った方が良い。

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文章の抜粋、終了


◆この「とある文章」とは

この文章のタイトルは【モーニングページ2日目】となる。

著者は『コビトじょーじ』だ。

議論でヒートアップする人とは、僕のことだ。

そのあとの、◆本来の議論、良い議論 以降も、コビトじょーじの言葉だ。


◆モーニングページは神の声

神の声だ。

おそらくは、皆さんの中にも、この【神】はいる。


この神の声には、特徴がある。

この神の声は、すぐに潜る。思い出せなくなるのだ。こうして記事にするために、自分が書いたノートを読み返すのだが、自分の書いたノートなのに、何度も確認が必要だった。

自分が書いたことなのだから、思い出すキッカケとなる、単語なりフレーズなりを見れば、スルスルスル~っと思い出す。そう思っていたが、そうではないのだ。

この記事は、①自分が書いたノートに赤ペンを入れる(重要なところにマーク) ②マインドマップに箇条書きする ③別のマインドマップを整理しなおす ④コピーし、このnoteへ貼る ⑤箇条書きを、文章に書き替える、という工程を行なった。

まるで、誰かの本を紹介するのと、まったく同じ作業じゃないか⁈

そのくらい、この神の声は、意識下に潜るのが速い。


◆〆

モーニングページは、記事のネタ作りのために始めたワケじゃない。

ゆかりちゃんに対して、9月30日のケンカを心から謝りたくて、恥ずかしいが、自分の潜在意識をさらしている。

本当に、深く反省している。

申し訳ない。


ずっと、ガマンを重ねてきたゆかりちゃん。

結局は、僕を許してくれた、ゆかりちゃん。

僕は、そんなゆかりちゃんが大好きなのだ。




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