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第201話 僕の理想の人物は、北方水滸伝の『林冲』だった。


昨日の記事で、僕の理想の人物像を【トキ ✖ ジュウザ】と書いた。

北斗の拳の次兄トキ。
南斗五車星の1人ジュウザ。

その2人を掛け合わせたような人物。それが僕の理想の漢。


訂正させていただく。

僕の中では、理想の人物は 林冲 だったと気づいた。


◆林冲

水滸伝の登場人物の【林冲】だ。

僕は、水滸伝は、北方謙三氏の水滸伝しか知らない。ほかの水滸伝も読むべきだろうと思ったりもしたが、北方水滸伝に惚れてしまったので、ほかはもう、どうでも良くなった。

というか、別な水滸伝を、僕の脳には入れたくない、とさえ思っている。


◆林冲の魅力

槍の達人。
メッチャ強い。ほぼほぼ、最強の人物。

そして哀しい男。
亡き奥さんに、未練たらたら。

規則なんかに縛られない男。
なのに、罰の『糞掃除』を、ちゃんとやる男。


* * *


この林冲が、死んでしまったとき、僕は、北方さんに文句を言いたくなった。

「なぜだ!」「林冲を殺すなよ~!」と、悲鳴を上げた。

号泣した。

物語に泣き、もう林冲に会えないと思って、さらに泣いた。


どこかで誰かが言っていた。

文庫本の解説だったと思って、見直したが、見つけられなかったが、おおよそ、以下のような内容だった。

「死は、悪くないのかもしれない。だって、あの林冲に会えるんだよ」


僕が、林冲の魅力を、書ききることなんてムリなので、ぜひ、北方水滸伝を読んでいただきたい。

僕の中では、トキとジュウザが合体したような、いや、それ以上のおとこなのだ。


僕は、トキが大好きだ。
雲のジュウザも好きだ。

僕は、それ以上に、林冲が大好きだ。
僕は、林冲が大好きなんだ!

林冲のようになりたい!


◆強さへの憧れ

やはり、ある。
強さへの憧れが、ある。

これまで、あきらめ、眼をそむけてきたが、ある。

・・・。

・・・やるしかない。

バク宙だけではなく、合気道にも取り組もう。昔から興味はあったのだ。


めっちゃワクワクしてきた!!


◆〆

ゆかりちゃんは、

「なれると思うよ~」
「最近のじょーじなら、なれると思う」
「ホント、変わったもん」

と言った。

ゆかりちゃんは、理想に届くと思う、と肯定してくれた。

ガッカリさせないように、しっかりと頑張ろう。

僕は、ゆかりちゃんが大好きなのだ。





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