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第167話 タルムード金言集『魔法のザクロ』②視聴後の僕


さて、昨日の続きだ。

ノーペイン・ノーゲイン。犠牲なくして成功なし。これが、動画の教えだった。

今日は、この両学長のYouTube動画を観たあとの、僕の思考などを記事にする。 


学長が動画の中で、「大切なものを10個、紙に書き出して」と言ったので、本当に紙に書いてみた。僕は意外と、素直な53歳なのだ。

1.ゆかりちゃん
2.ノートパソコン
3.noteの記事(165話)
4.株(株式投資の株 切り株とかではない)
5.月給(会社員という地位)
6.マンション
7.車
8.スマホ
9.本(僕が永久保存と決めた本)
10.健康

学長は、「なにか捨てれば、スペースが空く」と言った。「空くと、前にあったものよりも『良いもの』を入れたくなる」「人間とはそういうものなのだ」と教えてくれた。


僕は、捨てることができそうなものを、丸で囲った。

5.月給 と、7.車、だ。

月給は、いづれ手放す。その代わりに『執筆時間』を入れる。5年後か6年後には、月給を捨てられる予定だ。だが、今はムリだ。家計が赤字になってしまう。

車は、可能だ。ゆかりちゃんは知っているが、僕は何回か真剣に『車の処分』を検討した。地方都市なので車がないと、かなり不便になる。しかし、お金が浮けば、その分を『投資』に回すことができる。

ゆかりちゃんと僕とで、2台所有しているから、僕のを手放しても、決して致命的にはならない。僕が、自転車で通勤すればイイだけなのだ。

でも、自転車通勤だと、30~40分かかるだろう。暑い、寒い、雨、台風、雪と、ときどき辛い目にあうことが確定になる。

でもでも、健康にプラスになるというメリットもある。

迷って迷って、2回とも、車を捨てたくないコビトじょーじが勝利した。車を捨てて健康と投資を増やしたいコビトじょーじは、2連敗している。


***


大切なものを10個書きだした紙を見ていると、なんか、違和感があった。

2.ノートパソコン
3.noteの記事(165話)
4.株(株式投資の株)

違和感の正体は、この3つだ。

これは、昨年までなら、ここに書きだされていない。昨年は、所有していなかったものだ。

特に4の株。僕になら、切り株の方が、まだ違和感がないだろう。

僕が、株式投資をはじめるなんて、想像もしていなかった。


あっ!


捨てたからだ。

捨てて、スペースを空けたから『株』が入ったんだ。


僕は、貯金代わりの終身保険を2つ持っていた。

独身時代から、加入していた保険だ。結婚して保険金の受取人を、実の娘からゆかりちゃんに、変更した保険だ。

これを捨てて、(解約返戻金を)株式投資の原資にした。


毎月の保険料の支払いもなくった。

会社が求める管理部門への移動を受けた。給料は下がるが、その代わり、ホンの少しだが『執筆時間』を得られる。


保険を解約したときは、当然だが、ゆかりちゃんとケンカになった。

ケンカのすえ、ゆかりちゃんは、この決断を許してくれた。


10項目が書かれた紙をながめていたら、そんなことを思い出した。



◆〆

昨日の記事の内容を、思い出してほしい。

捨てても、得られるとは限らないのだ。

しかし、捨てない限り決して得られない。捨てれば、打席には立てる。

そして僕は、信念を持って、この打席に立っている。


保険金を受け取ることが無い、と確定したゆかりちゃん。

僕が死んでも、1円も入ってこないゆかりちゃん。

ゆかりちゃんは、ケンカ中どこかのタイミングで、「チッ!」って言った。

「チッ!」って?

毒殺?

ヒ素とかトリカブトとかが、無駄になり、そして、それらは捨てられたのかもしれない。

その、空いたスペースに『(しかたなく)じょーじを愛する』が、入れられたのかもしれない。

もし、そうなら。

僕は、めちゃくちゃイイものを捨てたことになる。

ギリギリセーフ、だったのかもしれない。


こんなジョークなら、ゆかりちゃんは笑って許してくれる。

僕は、そんなゆかりちゃんが大好きなのだ。





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