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少年よ、大志を抱け

私が好きな味噌汁’sというバンドのジェニファー山田さんという曲の歌詞に、

いつから子どもは大人に

という言葉がある。
私はこの曲が流れるたびに考えてしまう。
ちゅっとしても結婚できないと気づいたのはいつだっただろう。
トンボのミルクをあげなくなったのは?
100円玉の価値が分からなくなってしまったのはいつだっただろう?
駄菓子屋に通っていた小学生時代、100円は自分にとって大金だったし色んなものが買えた。
しかし今は喉が渇いたら自動販売機になんの躊躇いもなく100円玉を入れてしまう。

逆に社会に出た今も、子どもっぽいよねと言われることもある。ふとした時、私の言動や行動はどうやら子どもっぽいらしい。
その点を考えると、社会人になったから大人になれるわけではないようだ。

では子どもから大人になる瞬間っていつなんだろうか?大人になったなと思う時が来るのだろうか?

子どもと砂場で山を作ってトンネルが繋がったと喜べる感性を忘れていないことは自分の中で唯一誇りに思えるところだろう。