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長老者に教えもらった極上の人生を歩む方法

親愛なる陽気を楽しむ友たちへ

私は陽気なお年を召した方達と過ごす幼少期を過ごしました。
それは、おばあちゃんの仲間達ということだ。
この仲間たちが陽気でいつもわいわいしていました。

我が家は、祖父・祖母の他に曽祖母つまりひいおばあちゃんもいて、私たち家族がいたので大人数でした。
たいてい近所の誰かが、お茶を飲みに我が家へ来ていた。

私の推測では、人間は歳をとると物忘れがあったりするせいか多少、陽気になるのではないかと思った。
近所のおじいちゃん、おばあちゃんの口癖は

「まぁ、だいじょうぶだっぺ」
「いかっぺ」
(茨城弁)(訳:まぁ、良いでしょう)

大体、これが締めの言葉になる。

もし、タイムマシーンに乗って過去に行けるという許可をもらえたら、私は間違いなく、祖母の愉快な仲間達の会話を聞きに行きたい。
子供の頃は全然聞いていなくて気が付かなかった事が満載に違いない。

・おばあちゃん軍団はたいてい群れをなす。
・はたからみると、皆背が小さくなっているので、小人様たちの集いに見えることもしばしば。しかし、エネルギーはいつも満タンで満たされています。
・小人様たちは黒飴やハッカを好み常に携帯、隣人への配慮を忘れずいつでも配給スタンバイOK。
・巾着にはみかんが必ず備えており、いつでもどこでもみかんを食べはじめて、みかんの香りが充満していることもあるある。
・家でのお茶会は漬物がメイン。お皿は各々の手の平でございます。自らの体をフルに活用するところがお見事です。
・会話の落ちが見つからないけど、爆笑が渦巻いている空間がそこには確かにあります。
・各々が自分の話に集中しすぎて、会話が成り立っていない状況も多々存在、しかしそれはご愛嬌。いつも最後の締めは大爆笑で円満です。

人は歳をとると目が見えにくかったり、耳が聞こえにくかったりします。
私の周りの愉快な小人様たちは、それを良いように活用されていた気がします。
耳が聞こえにくいけど、皆もそう。だったら自分の楽しい笑える話を披露して、盛り上げよう!と皆が自分の最高のネタを披露し、自己満に陶酔できる。
このような方々は、各々が幸せそのものなのではないだろうか?
全員が、自分の話でその場を笑いで満たしていると感じているのだから・・・。
そして、私たちのように、小さな事を気にしない。
よく見えないし、よく聞こえないから適当なのだ。お互い様だからそれで良いのだ。

歳をとるのも悪いもんではないと改めて感じる。
「若さ」を保って健康でいることは素敵なことであるし、人生の生き甲斐になる素晴らしいことです。しかし、「若さ」に執着してしまうとそれが後ろ向きのエネルギーになります。一度この執着に取り憑かれると、どんどんエスカレートし、歳をとることがマイナスになってしまい、生きれば生きるほど苦しくなります。こんな悲劇はあるでしょうか?毎日を地獄の気分で過ごせねばなりません。

しかし、私たちは考え方一つで人生を変えることが出来るのです。
歳をとることは良いことです。発想の転換がいつでも幸福を連れてきてくれます。この発想の転換の知恵があるだけで、お金も時間もかけずに、幸せになれるなんて魔法のようです。小人様たちは知恵の塊です。

私はこのような素晴らしい小人様たちと幼い頃に触れ合わせてもらった事をここで感謝したいと思います。
核家族だったら味わえないであったろう極上の人生の生きる極みの秘訣の一つを教えてもらった気がします。
この経験をこれからの人生に役立てたいと思います。
ありがとうございました。

今日も友たちに幸運の天使が舞い降りますように・・・。
おわり

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