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初夏の仕事

今年もこの季節になりました。

河川敷にはえている桑の実を採集してきて、ジャムを作っています。最近はスーパーフードなどと言われている、マルベリーといえばわかりやすいですか?

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4年ほど前に、知り合いのお爺さんに教えてもらいました。それまでは、何か実がなってるなぁぐらいの感じでスルーしていましたが、いまや、この季節の楽しみの一つです。

昨年、よくとりにいっていた木が伐採されてしまって、とても悲しかったのですが、同じ川を遡って探したら、ありました!

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朝ごはんもそこそこに、虫除けも効かないヤブ蚊と格闘しながら、採集してきました。これでだいたい1キロです。

ここからは桑の実ジャムの作り方です。(我流です)アントシアニンが豊富なので、手が紫色に染まってしまうので、作業は使い捨て手袋をして行います。

桑の実はホコリや虫などがついているので、たっぷりと水をはったボールで、2回くらい水を変えて洗います。

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実の軸をハサミで切ります。私は赤ちゃん用の爪切りハサミを使っています。面倒な作業ですが、これをやらないと、食べた時に口に残って、残念なジャムになります。同時に実の選別もできるので、頑張って切ります。

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軸切りが終わったら、砂糖をまぶして、2時間くらい置きます。砂糖の量は実の半量の500gです。

この間に保存瓶の準備をしときます。

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2時間たつと、こんな感じに水分が出てきます。

中弱火で10分くらいコトコト煮ていきます。実をヘラで潰しながら煮ていくと、アクと一緒に大量に種が浮いてくるので、とります。同時にペクチン液を用意しておきます。今回は実が1キロだったので、330ml用意しました。一箱分です。

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2ミリくらいの小さい種ですが、やはりこの量だと気になります。全部取り切るのは難しいので、どうしても気になる方は裏ごしをするしかないですね。

準備したペクチン液を入れて、さらに10〜15分程度、種とりをしながら煮詰めます。最後にお酢を大さじ3くらいいれて、よく混ぜて完成です。(以前、レモンがなかったので、お酢で代用したのですが、全く問題なかったので)全体を通して中弱火です。

熱いうちに保存瓶に入れて、逆さまにしておきます。お鍋での完成画像、撮り忘れました。すみません。

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先週と合わせて、今年は6瓶くらい作りました。保存は冷蔵庫で、毎朝ヨーグルトにかけて食べています。

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