トマス・アクィナス
大神学者トマス・アクィナス(ドミニコ会士)は、代表作「神学大全」の中で、異端について「断言」している。
「教会は、異端者を死の危険から救う必要はない」
「異端者は贋金者であり、霊魂を堕落させるのは、肉体の必要を充たす貨幣を贋造するよりも、はるかに重罪である」
「したがって、君主が貨幣贋造者を即刻処刑しても、正義に反しないとするならば、一層強固な理由により、異端者を破門するのは当然であり、極刑に付しても、正義に反することはない」
ローマ・カトリック信者でなければ、極刑に付されて当然なのである。
(もちろん、我々日本人も、極刑を免れない)
「7の70倍許せ」マタイ福音書の精神は、何もない。
我々は、ローマ・カトリック信者ではない時点で、すでに、「霊魂の堕落した人間扱いされていないケダモノ」と判断されている。
人間世界で無罪であっても、ローマ・カトリックを信じない時点で「神の世界では有罪、極刑相当」になるのである。