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般若心経 菩提薩埵

菩提薩埵は、菩薩。
大乗仏教の根本でもある「自分が目覚めるだけではなく、他人も目覚めさせようとする人」。
小さな利己的な立場に限定されずに、他人を、また社会全体を幸福にしようと実際に活動する人。

この日本で思い浮かんだ人は、行基。
病人のための施設、道、橋づくりを指導し、東大寺大仏の建立にも絶大な協力をした。
最初は、朝廷から迫害されたけれど、めげずに、人のため、社会のために尽くした。
大仏も何度も焼けては、作りなおされた。
日本中から、世界中から観光客が来る。

近鉄奈良駅には、遺徳をしのんで、像が立つ。
まさに菩薩の行だと思う。

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