「差別」と「区別」、「選別」について

広辞苑無料検索より

「差別」
①差をつけて取りあつかうこと。
わけへだて。
正当な理由なく劣ったものとして不当に扱うこと。用例「差別意識」「人種差別」
※同じ好成績であっても、会長派閥の社員だけが本部役席者に出世するなど。
 (会長派閥以外の社員は、昇給も昇格もなく、地方転勤など)
②区別すること。けじめ。用例「大小の差別がある」

「区別」
違いによって分けること。また、その違い。くわけ。けじめ。
用例「色で区別する」、「区別がつかない」
※同じ棚に同じ商品が並ぶ(関係がない商品を並べない)のは、「区別」であって「不当な差別」ではない。

「選別」
えりわけること。用例「選別作業」
※入学試験の成績で合否が発生するのは、「選別」であって「差別」ではない。

とある有名な女性差別問題学者が、テレビ番組で、歯をむき出しにして、吠えていた。
「企業は、外国人を雇用する前に、日本人女性の雇用を増やすべきである」
「英語ができるできないは、関係がない」

この場合、「差別」問題は、どう判断するべきなのだろうか。

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