Sing Street・・・萌えまくりました♡

It's such a beautiful feeling♪ いいなぁ♡ボーイズが心合わせて音楽を創り上げていく過程って!
BさんやTさんのレビュー読んで、これは絶対に好きな映画だという予感にDVDを心待ちにしていたのだ。
 結果、週末に鑑賞し・・・その晩にAmazonに飛んで初回限定プレミアム・エディションをポチってしまう。しかし限られた家計でこれはどうよ・・と思い直して翌朝キャンセル。
(しかしながらその後も、もやもや~~と煩悩に取りつかれている状態だ。)

 好きな映画にはいろいろタイプがあるけれど、これは胸キュン萌え系でしょうか。何がキュンかというと・・・観終わって数日たってもどきどき感がとまらないのは、エイモンだね♡エイモン♡そしてエイモンと主人公コナーの関係♡エイモン宅にはたくさん楽器があり(父親のもの)彼はマルチプレイヤーなのだ(かっこええ~~♪)ここで萌え♡
 また、ペットのウサギをこよなく愛している(動物好きな子いいな♡)そしてコナーとの関係は恋ではないものの、それに近いくらいの愛と信頼で結ばれることになる。コナーがエイモン宅のドアをノックする→ウサギ抱いて現れる。「曲作りたいんだ。いい?」「いいよォ。ノープロブレムさ」みたいなやり取りだったけど。そのウサギ抱いてってとこがいい。
 高校のダンスパーティーのステージでバラードをやるってコナーが言ったときに、他のメンバーや会場からはブーイングだったけど、エイモンだけは分かってくれた。そこでまた好感度アップしたわけ。演じたのはマーク・マッケンナ。
 白状すると顔も好み。コナーは誰が見てもgood lookingだけど、わたしは断然エイモン派だ。

 ミュージカル仕立てとか、音楽が中心に据えられている映画は大好物。個性いろいろダサいボーイズが曲やPVを作っていく様子は、ほんとにわくわくする。
 昔懐かし80年代ポップス、ロックが流れ、ファッションはグラムロック♪

 さてここで深呼吸して冷静モード!もう一つ、この映画のポイントは1980年代のアイルランドが舞台だということ。不景気でコナーの父親は失業(ここで蛇足だが・・・父親役はアイルランド出身エイダン・ギレン。ゲーム・オブ・スローンズのリトル・フィンガー役でわたしのお気に入り♡)、母親は不倫、離婚の危機、お兄ちゃんはそんな家庭環境の犠牲になって生きる道を見失っている。コナーの仲間も両親が離婚しそうだったり、虐待されていたり、孤児だったり・・・等。学校では横暴な校長が君臨し、いじめがはびこっている。
 それぞれが過酷な環境で苦しんでいる。親も苦しいが、弱い立場の子どもはなおさら切ない。本来ならば庇護されなければいけないというのに・・・。
 きっかけは一目ぼれの彼女に振り向いてもらいたかったコナーのバンド結成なんだけど、お兄ちゃんや子どもたちにとって、それぞれの辛い環境を乗り越えるための足掛かりとなるんだよね。
 
 ダンスパーティーのリハーサルでコナーは妄想する。50年代風ファッションに身を包んだみんなが楽しそうに踊っている。そこには、離婚間近な両親も仲睦まじい様子で踊っている。ヒーローのお兄ちゃんも・・♪ここでわたしは、視界が霞む。ああ・・幻想じゃなくて、こんなだったらよかったのにな。

 ラスト・シーンは素敵だった。憧れの大都会ロンドンへ!おじいちゃんの船で出発する二人♡たくさん助けてくれたお兄ちゃん、よく頑張った!兄弟の抱擁に感動。明るい終わり方でほっとした。

 無理解な大人に反抗し、困難を乗り越えて自立へのスタートを切る・・というタイプのお話はいろいろあるけれど、これは間違いなく素敵な作品だと思う。
 マイナーで小難しい作品も好きだけど、こういうキュン映画もすごく好き♡新作料金悔いなしだ!

 あ・・・どうしようかなぁ・・・プレミアム・エディション・・(-_-;)