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新年のほーふ:あらためて環境のこと

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

2019年も駆け抜けるように過ぎてしまって、何をしたんだっけ…と、ちょっとまとめてみました。
そっか、あれも2019年だったか、これもそうか…という感じです。入れ忘れているものもありそうな。

ほんとうにほんとうに、みなさんのおかげさまで、こうして元気で過ごしております。ありがとうございます。

今年もマイマイ計画はマイマイペースに、身近な自然をテーマとした活動を続けていきます。
とは言え、今年は年内の引っ越しが決まっていたり、大学で授業をすることになったりと、個人的に新たな展開がいろいろありそうです。
でも、おみくじが大吉だったので、きっと大丈夫です。(←都合の良いことだけ占いを信じる人)

ところで、今年は、あらためて「環境問題」に着目したいと思っています。

もともとマイマイ計画の活動は「環境教育」への違和感が原点にあるものでした。
たとえば、大人が生み出した問題なのに子どもに放り投げるようなものだったり、知識の伝達が中心だったり、正解が予め定まっていたり、悲観的で無力感を与えるものだったり、自然との関わりを制約してしまったり、いろんな矛盾を孕んでいることに、いつも違和感がありました。
そこで、マイマイ計画として、子どもの遊びというか、人の心を原点に、身近な自然との関わりをテーマに活動を始めたのです。

そんな経緯もあって、環境問題には関心を持ちつつも、少し距離をとって活動をしていました。

けれど、マイマイ計画のテーマ「身近な自然」にも環境問題を感じることが増えました。
近所からは、子どもの遊び場であり、身近な自然そのものでもある、空き地や広場が次々と失われています。
砂浜でワークショップの材料の貝殻を拾っていると、大きなゴミだけでなく、マイクロプラスチックも目に付きます。
ここ最近の台風被害の大きさは、気候変動の影響を受けているでしょう。
ある種のカタツムリが、姿を減らしていることにも目を向けたいです。
近所のゴミだらけのため池で、今年もニホンアカガエルが繁殖してくれることを願っています。

個人として、原点を忘れぬようにしつつも、何ができるかあらためて考えたいです。

ちょっとマジメな感じになっちゃいましたが、楽しみながら、マイマイペースが基本です。
今夏に4才になる所長の成長には、日々驚かされます。
そんな成長に負けぬよう、親としても成長していきたいです。
本年もよろしくお願いいたします。

2020年1月 野島智司

こうもりあそびばは自己資金で平日の夕方に毎日開けていましたが、子育てが中心になってきて、現在はほぼ休止状態。今後のサポートは、執筆活動の諸費用(取材の費用、冊子『小さな脱線』の制作など)に充てます。少額でも非常にうれしく、助かります。