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S.S.V.R.【脳活】時限型謎で栄光と挫折を体験

シニアワーカーが増える中、いつまでも元気で輝く「スーパーシニア」を目指す筆者の知見を ジャンル別にレシピ化した このシリーズ。

今回は、リアル謎解きゲームの本丸とも言える時間制限型に着目したレシピをお届けする。


活力レシピ:制限時間内に脱出する謎解きで 歓喜と落胆の瞬間を どんどん経験しよう

「リアル謎解きゲーム」は、実際の場所へ足を運び、頭脳と体を使って直接参加する体験型の「脳活」である。

出不精になりがちなシニアにとっては、外出の動機付けとなるばかりでなく、若い世代とのコミュニケーションの橋渡しの役割も果たす。


今回紹介するのは、謎解きカンパニーが提供する、制限時間内にチームで 全ての暗号や謎を解くゲームだ。

これまでに紹介した鉄道型や周遊型の謎解きとは異なり、謎が解けることを前提に楽しむものではなく、解けるかどうかのスリルを味わうものとなっている。


8年前、このタイプの謎解きに挑戦し始めた当初は、解けないことの連続で悔しい思いをした。

ゲーム内容は多様性に富んでいて、初めてクリアしたのは、「タイムワープしても何度でも殺されてしまうアイドルを、なんとかして救う」というものだった。

チームの一員として知恵を絞り、クリアがわかった時には、初めてチームを組んだ見知らぬ他人とも、ハイタッチで喜びを共にしたものだ。

その時のことは、今でも、鮮明に記憶している。


では、謎解きに慣れた今は、簡単にクリアしているかというと、そう都合良くはいかない。

このタイプの謎解きは 進化し続けており、自分のクリア率は せいぜい40%といったところだ。


しかし、安心して欲しい。

様々な謎解きカンパニーが立ち上がっている現在では、ヒントブックの活用や、ファミリー向けコースを用意するなど、誰もが楽しめるように設計されているものも多い。

初心者からベテランまで、また幅広い年代の人々が一緒に楽しめるようになってきているのだ。


この時間制限型の謎解きゲームは、楽しさ重視の鉄道型や周遊型に比べると、ただ楽しむだけでなく、問題解決能力やチームワークのスキルを高める機会にもなる。

そのため、社内研修に採用されることも多い。


最初の参加のハードルこそ 高く感じられるかもしれないが、シニアとしてのスキルのレベルアップにも つながるのだ。

また 仲の良い友人と共に挑戦すれば、その喜びや悔しさを共有して一緒に成長し、より強い絆を築くことができるだろう。


実際に行ってみたい方は、下記でジャンルを検索する際に「イベント・公演型」を選んでください。
ナゾ広場

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