まいまい京都/まいまい東京では、まち歩きの企画や運営を担う事務局メンバーを随時募集している。まいまい京都/東京の募集ページには、事務局の業務として「ツアー/イベントの企画や同行」「ガイドさん等とのやり取り」など書いてあるが、具体的にはどんな仕事なのだろうか。事務局メンバーに聞きながらまとめてみた。
■仕事内容:まち歩き団体の事務局は「編集者」に似ている
「まち歩き団体の事務局」と言われても、なかなかピンと来ないかもしれない。まいまい事務局の阿比留(あびる)さんは、ツアー企画の仕事を「編集者」にたとえて説明する。
たしかに、私たちの仕事は「編集者」に似ている。編集者がマンガ家さんの才能を引き出しながら作品を生み出していくように、私たちの仕事も「ガイドさん」の視点を借りて新しいツアーを作っていく。
仕事のかなりの部分が、ガイドさんとのコミュニケーションだ。まいまい京都/東京の事務局には、人と関わることが好きで、どんなことにも興味をもてる好奇心旺盛な人が向いている。だが、まいまいの仕事は企画だけには留まらない。それでは、まいまいの組織について紹介していこう。
■自由な働き方が魅力。組織の特徴、ご紹介
まいまいは、事務局16名(2024年8月現在)の小さな組織だ。それぞれが得意なスキルをもって、「まち歩き」というプロジェクトに向かっている。みんな業務委託で働いている。
1)フラットな関係
まいまいのひとつの特徴は、メンバー同士は非常にフラットな関係性であること。それぞれが企画したツアーに対しても、まいまい全体の方向性についても、忌憚なく議論ができる。
まいまいは、一人ひとりがまいまい京都/東京を担おうとしている。運営にかかわるすべてのデータをオープンにするなど、組織の透明性が影響しているのかもしれない。
2)マルチタスクが求められる
メンバー関係がフラットということは、逆に言うと、上司からの指示がないと動きにくい人には向いていない。それぞれが自発的に、さまざまな仕事を担うことが必須だ。
3)基本リモート、週1でオフィスに
働く場所も時間も、もちろん自由である。基本リモートだが、週1回だけは、オフィスに全員が集合する。オフィスはつねに開放しているので、ふだんからそこで仕事するメンバーもいる。コロナ禍以前からChatWorkなどを使った情報共有で業務を行っているが、この働き方も快適そうだ。
■多様なバックグラウンドが組織をつくる
まいまい京都/東京は、社会人採用がほとんどだ。前職はバラバラだが、それぞれ前職で培ったスキルが活きているようだ。
1)元・IT系広報 阿比留さんのケース
2)元・編集者 尾島さんのケース
3)元・旅行代理店 門川さんのケース
■こんな人が向いている
このように、まいまいには多岐にわたる仕事があり、さまざまなスキルが求められるが、こんな人ならきっと楽しく働けると思う。
1)好奇心旺盛で、なんでも面白がれる人
2)変化を厭わない人
3)自分でなにかを作ってきた人
■こんな「やりがい」あるらしい
それぞれが、どんなやりがいを感じているのか聞いてみた。
まいまいのコアにあるのは、価値の再発見。ものごとを面白く感じる見方を提示することだ。だからこそ、まいまいはまち歩きツアーに留まらず、
「京都モダン建築祭」や「神戸モダン建築祭」「東京建築祭」など、街全体をフィールドにしたプロジェクトにも取り組んでいる。まち歩きに留まらない事業に関心がある方も、ぜひともご一緒したい。
■まとめ
まいまい京都でいっしょに働く仲間たちの声を聞いてみたが、いかがだっただろうか。興味をもってくれた方は、以下の応募フォームから連絡してほしい。いままでになかった「まち歩き」をいっしょに作っていきましょう!