最近のこと 「怪物」

最近雨が続いてて生活が順調じゃない。。。本当に天気に左右される人間だから、梅雨は本当に苦手。

気分を晴らすために、映画「怪物」をみた。なんか、圧倒された。何か問題が起きた時に誰か、を悪者にしがちだけど、その人の背景まで考えたことある?自分とは異なる人を排除しがちだけど、それぞれ心の中に怪物を抱えていて、その人なりの悩みや生活がある。学校や家庭などの小さいコミュニティの中だと、マイノリティの人たちは自分がおかしいのかなって考えちゃうし、無意識な言葉の加害性、偏った見方がその人にとっての怪物にもなってしまう。広い世界に出たらそんなの小さいことで、全然変じゃないのに。

普通に結婚して・・・とか男らしく・・・って言葉が出てきたけど、本当にそういった幼い頃からの無意識な圧力?が大きくなってからその人のことを縛り付けてしまったり、傷つけてしまうんだよね。

もうずっと思ってたことだけど、今の日本は同調圧力が凄すぎて生きづらいよね。「暇と退屈の倫理学」って本を最近読んでて思ったんだけど、行動や形に現れるものだけじゃなくて、心情や感情も制限されてない?こう思ったらダメ、とかその考え方はおかしい、とか、なんか全てにおいて規制されている感じがして自分の感情を言葉にすることすら躊躇うことがある。

自分もこう達観したつもりでいるけど、不意に自分とは違う考え方の人が現れたら、「えっ、そう思うの?」みたいなマイナスな感じで捉えちゃうことある。知らない、気づかないって本当に罪だなって思う。だからこそ私は自分の価値観、視野を広げるために学び続けたいし、冒険し続けたい。


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