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自分の推し傾向

最近、友人たちと「自分の推し傾向」を探るべく、「自分の推し傾向テンプレ」というものを作成しているのだが、楽しい・・・とても楽しい・・・・出会った時を「就学前、小学生、中学生・・・」と分類分けし、熱い思いをぶちまけ、そして感情面や知力・体力などのチャートを(自分の主観で)分類することで、自分が一体どの方面に対して推しを感じるかということを探っている。現在わたしは12名分つくった。これで就学前〜小学生くらいまでを網羅した感じ。就学前ってあるんかいな、と思いましたがありました。私が覚えている多分いちばん最初の単行本として読んだ(絵本は除ける)のは、「あしたのジョー」

当時はまだ幼稚園児だし、何がなんだかわからんけど惹かれて、親の本棚から勝手に取って繰り返し繰り返し読んでいたんだけど、今思い直すとアレ・・最高じゃありません・・・・?

子供ながらに一番衝撃を受けたのはカーロス・リベラがパンチドランカーになってしまったところ。あっあの陽気な伊達男が・・・世間にも仲間にも見捨てられてしまい・・・(そしてそこからジョーが自分の将来のことも考え出すくだりが良い)

そしてそんなに好きじゃなかった葉子お嬢さん。もう回を追う毎に好きになる。

最後のあの・・・ホセ・メンドーサ戦に赴くところとか・・・・私はもともとジョーには紀子お姉ちゃんと付き合ってほしいなあと勝手に懸想していたのですが、一番の理解者となっていく葉子お嬢さんにもう・・・付き合ってほしいけどジョーが生きていこうと思う限り難しいんですね!!なんなん!!と(当時の幼児の私の思いを文章化すると)思っていた。あーつらいあー最高。

「ホセ・メンドーサ戦最高やった」と呟く幼稚園児時代を終え、小学生でハマったのは「落第忍者乱太郎」当時、朝日小学生新聞をとっていたので、リアタイでも読んでいたし、単行本も兄と割り勘で全部買ってた。

何が良いって、朝日小学生新聞というまあまあ子ども向けで甘っちょろく書いてもいいようなものなのに、結構ブラックな笑いも多いところ。小学生時代一番衝撃を受けたのは14巻。この巻で確か1冊ぶち抜きで1つの話をしたんじゃなかったかな。
クラスメートの村が戦火に巻き込まれそれを助けに行く忍術学園の皆さん。まあそこはやはり巧くて、ギャグとシリアスのバランスが最高なんだけど、全てが終わった後にきり丸がぽつりと、自分の村もこんな堀があれば助かったかもしれないな、と呟く。アーーーーーーーー!!となるが、次のコマではけろっといつもの表情に戻るきり丸。ああこれはいくさの話だったんだな、と急に現実に戻される感じがたまらない。

というわけで、乱太郎、買ってしまいました。購入してた乱太郎は兄の元にあるので・・・。1巻から買ってたら、私の本棚には入りきらないので途中の追えてない巻のあたりから。
確か私が追えてないのが第一回ごちゃまぜオリエンテーリング(←はしょっている)後だから、5・6年生および委員会のあたりは初見だったのだけど、いやーーいいですね。5年生は6年生の背中を追って、まだこの優しい学園にいてもいいけれどいずれ忍者としての道が待っているという焦燥、6年生はもう卒業を控えていて、今の同窓がいずれ敵になるかもしれない。その覚悟とか・・・(まあ原作ではそんな描かれていないけど)勝手に妄想してしまうああありがとうございます。

生きる糧にします!!!