2024新年のご挨拶
元日にニュースで知った地震の被害。悲しい気持ちで新しい年を迎えました。
2023年はバンクーバーでの生活にも慣れ、息子とともに、リモートでの仕事と、現地の学校での学びに突き進む一年でした。
素晴らしい方々ともたくさん出会え、住む場所を変えたことで得られた気づきや価値観の変化に驚く日々でした。2024年は仕事も生活も新しいチャレンジをしつつ、自分のやりたいことに真っ直ぐ向き合う年にしたいと思います。
大学院でのMBAプログラムも残り1授業となり、5月末に卒業予定でとても嬉しいです!(仕事とMBAの勉強と1人での子育ての両立はめちゃくちゃ大変でした!)そのため、新しい仕事にも挑戦したいと思っています。
息子も、英語はまだまだ学習中ですが、バンクーバーで出会った人たちの優しさに触れ、日本には戻れない体になってしまったかもしれない、というようになりました。
もう11歳ですが、電車で席を譲ってもらったり、モールの入り口のドアを笑顔で押さえていてもらったり、予防接種の会場で看護師さんに優しくしてもらったりと、日々、周囲の優しさに触れています。
現地では寄付などの機会が多いこともあり、本人も自然と他者を思いやれるようになってきました。今回の冬の一時帰国(1/22まで滞在予定)では、日本に残してきた、お気に入りのサバイバルシリーズの本を全部バンクーバーに持って帰り、補習授業校(日本の小学校の国算社を土曜日に学ぶ学校)の図書館に寄付する予定です。
サバイバルシリーズは、日本語の本が貴重な補習校でとても人気があり、ページが取れてボロボロの状態ですが、いつも取り合いになっています。何度もテープで補修して分厚くなったボロボロの本を嬉しそうに抱える子どもたちをみて、毎週図書館でボランティアをしている私はなんとかしたいと思って息子に相談しました。
そうしたら、「家で自分だけ楽しむよりも、学校のみんなが喜んでくれる方がいいから、寄付していいよ。オレも図書館で借りればいいし」と快諾してくれて、とても嬉しい気持ちになりました。
自分にとっては、ちょっとしたことでも、他の人にとっては、とても嬉しい気持ちになれることがあり、人に喜んでもらうことで、自分も嬉しく感じる、そんな経験を日々できていることを有り難く感じています。
私と息子がそんな気持ちで日々暮らせているのも、移住してから1年5カ月、多くの方々に助けてもらって、なんとか頑張ってこられたおかげです。
挑戦には困難が伴うことを身をもって体感した年でしたが、それでもチャレンジしなければ得られなかった出会いや体験、考え方の変化などが多くあり、とても充実した1年でした。
2024年も挑戦と変化を続け、同時に挑戦者を応援する取り組みにも邁進したいと思います。そして、今年はアメリカ含めてたくさん旅をしたいです。
格安航空会社ZIPAIRも春に成田⇄バンクーバー便を就航するので、これまでより日本とも行き来しやすくなり楽しみです。
いつも関わってくれている皆様への感謝と、地震の被害に遭われた方々への祈りを込めて
MAI
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