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わたしを救う言葉

私は、9月から会社を休んでいる。

鬱病になったからである。集中ができなくなってしまい、好きな映画も小説にも触れられない時期が2ヶ月くらい続いたけれど、日が経つにつれて少しずつエッセイや短編で章が区切られているような自己啓発本、ビジネス本も読めるようになってきた。

カウンセラーの先生に言われて、その期間読んだ本で心に残った部分をノートに書き出してみるといいと勧められた。それが御守りになるからと。

約20冊あった。

私は、自分の目で見て頭で理解しないと消化できない不器用な人間だし、主観的になりたくないから色んな角度から物事を見たくて同じテーマについて色んな意見を読んだり、時には聞いたりする。いつも客観的に自分を見ていたい。やっとそう思えるようになってきた。

これは余談だけれど、ルールや倫理に反していると黙っていられないタチで、誰彼かまわず結講ストレートに思ったことを言ってあとで自己嫌悪に陥る。実に不器用で子供じみている、衝動の押さえられない幼稚さが欠点だと常常思う。

話を戻そう。その、今まで読んできた中で感銘を受けた本は沢山ある。著者達に世の中に出してくれて感謝しかないのも、わたしは藁にも掴む思いで本を読んでいるからだ。

わたしの場合このような順をとった。「鬱抜け」系→「原因探し」系→「欠点修復法」系→「女性の働き方/エッセイ含」系→「前の向き方、自己表現の仕方」系・・・

順番は間違えるわけなかった。欲しているものは身体が分かっている。最初にポジティブな本なんか読むわけないし、クソくらえと思うに決まっている。それがどんなに素晴らしい本だったとしても。

読んだ本の抜粋をノートに書き出す作業はまだ3割くらいしか進んでいないけれど、どこかの自身のブログで吐き出す事はいい事だと書いた。アウトプットは大事だ。裏アカウントのツイッターでもいい。とにかく、良いことも悪いことも(人様に迷惑がかからない程度に)吐き出すとココロが衛生的になる。私もクリエイターでもなんでもないのに、吐き出しのためと言っても過言ではない自己管理の為に始めたこのnoteのブログでどれだけ自分を客観視できて、考えている事を吐き出せているか・・・!

9月、正しくは11月から今日まで読んだ20冊の中から、自身に言葉を贈るならば・・・

「後戻りしない勇気を持つ」

やり直す勇気、温め直す勇気、挑戦し続ける勇気、沢山の勇気で「もういいや」と後戻りをしないように。そして、他人とも「昔の自分」とも比べない。

今、書き出しているノートが言われた通りわたしのお守りになるだろう。

早く、早く、色着け「わたしの世界」。


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