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先入観の強固さ

人は見たいと思ったものが見える。

映画の「it」は各々の恐怖が虚像化されて現れる。

「ジャンヌ・ダルク」は幼い頃から敬虔なキリシタン。神に会いたくて、神の声が聞きたくて、神の側にいたいと、強い強い願いを幼い頃から持っていた。ジャンヌは幼い頃から神の声が聞こえていたようだが、17歳で神のお告げを聴き伝達者としてシャルル7世に会いに行き軍をもらい、イギリスからフランスの領地を奪還した。ジャンヌは先入観ではなく、本当に聖人だった説もある。でも、その声は彼女の若い頃は「正しいことをしなさい」ということだったそうだ。それが「シャルル7世を王に」という具体的な内容にシフトしていった。どこからか、環境や状況や想いで思い込んでいたという説もある。イギリスを憎む復讐心がそうさせたのか、誰も分からない。

2年後、身内の裏切りなどでジャンヌは19歳の若さで殉教してしまうが、のちにヴァチカンにより聖人の列に加えられた。しかしそれはなんと殉教してから500年後だった。正解も事実も分からないが、教皇たちも彼女の理解?にそれほどの年月を費やした。

人は見たいものを見れる。

逆に、先入観が強い。それによって見え方(見えるもの)も全く違う。見えているはずなのに見えないこともある。多分その方が多いんじゃないだろうか。

悪いことばかり気になってしまうのは自分自身のせい。見たいもの、望むものがあるのに「実現するはずがない」と心の何処かで思いそれが原因で叶わない。

潜在意識は奥が深い。なかなか無意識のそういった先入観に気付き、治すのは難しい。直接、そういった潜在意識を刺激しやすいのが五感のようだ。確かに、特に「香り」は一瞬で昔の1場面を思い出させる。その時、脳に話しかける。そうすると、潜在意識に近づける。また、何度もイメージをしたり可視化することによって意識が変わるようだ。

自分を変えるのは難しい。そんなことないと思っても、その時点でそう思い込んでいるんだから難しい。

根本から考え方を治す。自分改革、少しずつ焦らずに始めます。

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