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ヒト

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自分のこと、大事な人のことたくさん
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#鬱抜け

正直

ホクロ。 たかがホクロ。 されどホクロ。 顔にある、セクシーなホクロに憧れる。多少いまいちな顔だってセクシーに見えてくるからその威力はすごい。だってフェイクをメイクとして描くくらいだから。 私は顔にホクロがない。 首まで来ているのに、首までは沢山登って来たのに、顔にはたどり着かなかったらしい。もう少しで口元のいい感じのチャームポイントになったかもしれないのに、なぜ諦めたんだろう、この子たちは。 そんなに欲しいのだったら描けばいいかもしれないけど、ここは正直に書かな

繋がり

カウンター越しに話せるのってすごくいい。 作業をしながらお客様の話も聴けて、表情や感想も伝わる。 自然と笑顔になってしまう。 知らない方でもお話ししてくれると、やっぱり皆友達だという誤ったポジティブ精神が反応してしまう。 今日は、全部署の取引先の担当の方が突然来てくださってとてもとても嬉しかった。帰り際に、今の状況や心配して下さったことを強く手を握って話して下さった。私は、その手から色んな気持ちが伝わって来て泣きそうになってしまった。 また来ますと、いつもの素敵な笑

2週間目の正直

今年に入ってからnoteを始めた。 誰も知り合いはいないまま始め、吐き出し口、そして自分の足跡として自由に書き記して来た。 時に重く、時に傾いた趣味でもフォローまでしてくれた方、いつも「いいね」をくださる方どうもありがとうございます。最近も暗くてごめんなさい。 私の鬱病は、仕事を中断せざるを得なくなり、しかしながら復帰することができて2週間がたった。でも元の場所ではない。それは自分を守るために自分で決めたこと。 私は、なぜここにいるんだろうとこの2週間の間に何回問いた

人間関係とはなんぞや

まだ復帰してから1週間経っていない。 なんて長い1週間だ。 かつてない長さだ!!! 時短にして貰ったのに、やっぱり1日の仕事が終わるだけでどっと疲れる。そして無になってフラフラ帰宅。直帰。 眠い、疲れた、眠い、、、そんな感じのなんかまだまだ頑張らなきゃな様子。 でも何でこんなに眠いんだろう。よく寝ているはずなのになー 無理はやめた。今は。 無理に以前は話しかけたり、空気を読んで雰囲気が良くなるように何かしたり、これでも私なりに努力をしていた。でも今は、皆無で自分

終わりと始まり

昨日、会社に定期面談に行った。 途中、会社の近くにちょっとした広場があり、働いていた時にはそこでたまにご飯を食べていた。外の空気を吸いたい時、独りになりたい時、気分転換したい時、悔しくて涙が止まらなくて帰宅するにもできない時もここで気持ちを落ち着かせていた。そんなことを思い出して、昨日もいつもの場所で呼吸を整えた。 面談が順調に終わり、扉を開けた。 その先には、偶然、一緒に働いていた部署の先輩たちがいた。 私は、大事な時期に抜け、休みも延長し続け、その負担が皆にかかっ

自分というひと〜振り返り11〜

鬱診断から約8ヶ月。 来月から復職である。 鬱と気づく前、会社に行きたくないという誰にでもある日常の気持ちから始まって、少しずつ体調が悪くなり、仕事が手につかなくなってきた。 そして診断を受け休むことになったわけだが、ここに来るまで、人生の夏休みというよりも試練だった。誰が鬱を夏休みと言えよう。世界の終わりかと思っていた。暗い暗い闇の中にいた。ご飯も食べれず、何もできず、ただただ時間の経過を傍観していた。 食事をせず寝込んだり、アルコールを異常摂取したり、リストカット