見出し画像

銀座のアップルストアに行く口実をもらえたんですよ

待望のMacbook Proを手に入れたが、なんと初期不良を引き当てた。宝くじでも買おうか。

購入2日目にして、充電ケーブルを繋がないと電源が入らないのだ。
ねぇMacbook Pro、きみはモバイル的機能がまずは大前提のアイデンティティなのではなかったかい?

まあ、とにかく「初期」を逃さないのが肝心だろう。

さっそくサポートに電話して、実機をみてもらうためにアップルストア銀座を予約。コロナ禍にあえて、いや、コロナ禍だからこそ、集荷でなく持ち込み修理を選択した。
リモートの仕事が普通になってきた中、生身の人間とモニタを通さないコミュニケーションがとりたかった。理由はそれだけ。‥‥あと、前からずっと銀座の店舗に入ってみたかったっていうのもある。

予約当日。
入店制限をおこなっていた銀座店は、普段なら絶対に見せないであろうてんやわんや感に溢れていた。動線もうまくいってない。コロナはアップルのスマートささえも半減させるのか。スタッフさん、おつかれさまです。
コロナ騒動がおちついたらまたスマートなアップルストアを体験しに行きたいものです。

まずは3Fで降り、案内されたのは映画館さながらの空間。スクリーンには新商品のPRムービー。iPad Airの素晴らしさを画面いっぱいの顔面で伝えてくれる。うわ〜ヤメロ〜〜〜欲しくなるぅ〜〜
おそろしや、アップル城。ディズニーに似た手法を感じた。頭が世界観で満たされる!

ほどなく、4Fのジーニアスバーに初入室。カウンターで診断をしてもらう。スタッフのお兄さんがケーブルを繋いで何かすると、Macbook Proが自己診断をはじめた。ええ、自分で欠陥分析できるんだ!すごいな。

診断にちょっと時間がかかるとのことで、その間フロアをちょっと観察。
規則正しく配された木材の直方体の島。島の天面は面積をかなり大きく取られている。人がたくさん来た時も余白の美が生まれるようにしているのかな。壁面2面を覆うガラス窓。私のいる長い木製カウンター。アップル製品と同じマットなアルミのカウンターバック。埋め込まれた大きなモニタ。
「直線」を強く感じ取った。フロアの構成は直線、そこにスタッフやゲストの有機的な形が加わることで無機と有機の対比を生み出そうとしてるのかな、なんて考えた。アップルのことだから空間デザインにも深い意味を持たせているに違いない。うん。
ひとつだけ残念に思ったのが、カウンターの木材に年季が感じられてしまったこと。角の部分が擦れて薄汚れている。経年を感じさせるのはアップル製品の持つ独特の緊張感にそぐわない気がした。アップルストアでは常に新品を味わいたい。

アップルってモノだけでなく購入プロセスとか気持ちの部分までデザインが行き届いてるブランドだと思うので、どうしても細部まで完璧を求めてしまう。。

さて、診断の結果、基盤とバッテリーのどちらかあるいは両方に問題があるとのこと。一度持ち帰り、購入した量販店に連絡したらあっさり交換してもらえました。
アップルストアのお兄さんからは量販店はなかなか応じてもらえないと聞いていたので、心を強く保つ覚悟を持って問い合わせたがほんとあっさり。自分は交渉ごとが苦手なので安堵。安堵。
初期不良の診断証明をストアで出してもらっておくと話が早いようですね。

‥‥

そうして手に入れたおニューのMacbook Proで今このnoteを書いています。
これからよろしくね。
あ、宝くじ買い忘れたなあ。まあいいか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?