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noteフェスを終えて、ごくごく個人的な記録

note CREATOR FESTIVALが無事に終了しました。

「つくると、つながる!」がテーマだったお祭り。参加者のみなさんが即座にレポートしてくれたりコメントしてくれたり、本当に、つくるとつながるんだなあ!ということを実感した4日間。

セッションの内容はたくさんの人にレポートしていただいているので、ここでは個人的な雑感を記したいと思います。

モデレーターもっと上手になりたい

自分自身でもセッション終了後に気づいたのですが、「いわゆるモデレーター」をやるのは初めてのことでした。そもそもnoteに入るまでは人前に出る仕事はほぼなかったし。noteに入社してからは勉強会とか、自分たちが伝えたいことを発信したり1対1でお話を伺ったりするようなイベントは何度か経験したものの、「複数の登壇者の話を引き出す」という立場は初。バタバタしすぎて無邪気に当日を迎えてしまった……。無邪気ってこわい。

本番前のこと。用意した台本を見ながら頭の中をこねくり回していたら、note代表の加藤さんがふらっとやってきて、「あまり話を誘導しようなどと思わず、みんなが聞きたいことをストレートに聞くのがいいよ」と言っていただきました。

イベントはナマモノだから、「ストレートに聞く」のは簡単なことじゃないけど、本当にその通りだなあと実感。実際、加藤さんのアドバイスがあったからこそ、本番に投げかけられた質問がいくつかあります。たとえば「インターネットが加速させる教育の2極化について」伺うことができたのは、加藤さんと事前に話したおかげです。

本番は、プロフェッショナルな登壇者のお二人に助けられて充実した1時間を過ごすことができましたが、終わってからアーカイブを見返したり他のモデレーターの動きを見たりして、「もっともっと極めたい!!!」という気持ちが高まる高まる。一度経験したことで、イベントを見るときの視点が変わる。noteにはモデレーターのプロがたくさんいるので、今後いろいろ教えてもらって盗んでいきたい。

準備はできる限り入念に、でも本番は「準備したことは忘れよう」くらいに肩の力を抜いてその場に集中する…のがいいのかなあと思いました。言うは易し、できるかどうかは簡単じゃないけれど。

イベント楽しい、チームワーク楽しい

モデレーターは表に出るので目立つけど、私自身は担当セッションの準備をしただけで、事前の数ヶ月の準備にものすごく貢献したかというと決してそんなことなく。note社内のたくさんの人が、それぞれのプロフェッショナルを発揮してきめ細やかに準備をしていました。

それで個人的なことを思い出しました。社会人になって初めて、「私もあの仕事やりたいです!!」と自ら手をあげたのは、実はイベント担当でした。

社会人1年目の冬にお手伝いで参加した、小学生向けのコンクールの表彰式。そこで走り回る先輩がとにかくかっこよくて、終了後の雰囲気は部活の引退のときのような達成感と温かさがあって。何より、その会場に集まったお子さんやおうちのかたの、誇らしい笑顔に立ち会えたことがすごくすごく嬉しくて。その表彰式担当は、かなりの激務で有名?だったのですが、やってみたいな〜と先輩に打ち明けたのを覚えています。実際、入社3年目の年に担当させてもらって泣きながら当日を過ごしたのはいい思い出(うれし泣きです)。

話が脱線してしまいました。

イベントっていいよな〜ということを、今回あらためて思い出しました。準備はめちゃくちゃ泥臭くて、入念で、当日を迎えるまで心配で心配で心配が尽きることはない。たくさんの人が関わるので、それぞれの立場の心配もある。だけど、当日参加してくれた人のリアクションによって、一つひとつ結果として返ってくる。「その場で答えが出る」のは残酷なこともあるけれど、やっぱり何事にも変えがたい達成感があるということを思い出しました。

イベントは始まると一瞬だけど、「企画」「運営」「見え方(デザイン)」「案内」……こんな言葉では片付けられないほどたくさんのことがあって。それはチームじゃないと絶対にできないですよね。まるで「名前のない家事」のようなものを、みんなでどんどんクリアしていく。もっと自分にできることがあったかもしれないな……といまはちょっと反省しつつ、まわりの人に感謝して、次に備えようと思います。

リアクションしてくれる人がいちばんすごい

「インターネット時代の新教育」のセッションでも、「人に会いたければ自分自身が発信するのが重要、そのほうが早い」とのお話がありました。

noteの中の人なのに致命的なのですが、私自身はオープンな発信が決して得意ではありません。ずっと生粋のサラリーマン(偏見)で生きてきて、オープンに発信するなんてことは想像もできなかった。noteのビジョンが好きでnoteに入社して、見よう見まねで少しずつ挑戦しています。

今回、配信中にツイートやコメント欄をチェックしていて、参加しているみなさんのレポート力に圧倒されました。特にnoteフェスサポーターのみなさんが、息を吸うようにコメントしてくれて、即座にnoteにレポートしてくれる……すごい……そのリアクションをみて「なるほどそうかも」「わかるわかる!」と思うことが多々。瞬発力のあるコメントやレポートが苦手な私は、サポーターのみなさんのツイートを追いかけてひたすら「いいね」や「スキ」を押し続けました。

リアクションが重なり合って、イベントが完成する。わたしもちゃんと、思ったことや感じたことを素直にリアクションする習慣をつけよう。そう思いました。

次に生かす!

noteフェスのセッションでも、大局観と枝葉部分のお話がありました。それを行き来することが重要だと。まさにいま、そのときかも。まずは思いきり労いあって、次の機会に備えていきたいと思います。

特に自分が担当する「公共・教育カテゴリ」をnoteでもっともっと盛り上げていくために。ゲームカテゴリの須山さんもnoteに書いていたけど、公共教育のイベント、もっともっとたくさんやりたい。今回のnoteフェスで感じたこと、ありがたかったこと、反省したことをちゃんと蓄える。

お祭りのあとって、なんか再スタートって感じですね。

明日からまた、やるべきことをやりつつも「やりたいこと」をどんどんやっていきたいと思います。