トランスマーチの暴力的な言葉の源流
さかのぼるとそれは”くたばれGID”です。女装者は性器に違和感のある性同一性障害者の存在を否定するために、”くたばれGID”といい始めました。2018年ころだったでしょうか? 当時私は、女装者がジョークでやっているものとばかり思っていました。
しかし、”くたばれ”というのは本当の脅しだったのです。
くたばれGIDと言った人たちがトランスマーチの主催者です。
くたばれGIDという言葉がFuck TERFsという言葉につながったとみて間違いありません。
手術をして女性として社会適合する人たちに最初に嫉妬し存在を否定し、次に生物学的女性の存在そのものを否定しようとしはじめたのです。
言葉の暴力によってすべて自分たちの思うように押し通せばよいという発想で、まさに男性ホルモンがある人達らしい行動です。
2018年ころ当時性同一性障害とともに生きる会の山本蘭さんは最後まで脱病理化に反対していました。彼女は女装者がいずれ性同一性障害者を否定するだけでなく、女性の存在そのものを脅かす存在になるだろうと予感していたと思います。
脱病理化つまり、身体に違和感のない女装者を女性として認めろという運動はさらに激化するでしょう。
最初に彼らが否定したのは性同一性障害者の存在で、次に女性の存在そのものを否定してきたということです。
欧米のトランス女性を名のるトランス自認男性たちは、もっと恐ろしい言葉をつかって女性を脅してきました。 その結果、女性の安全が脅かされ、そろそろ”自称で性自認は女性”というのは認めないようにしようという流れも始まっています。
トランスセクシャルとトランスジェンダーは違います。
前者は社会は正しいので自分の身体が間違っていると感じます。後者は自分の身体は正しくて社会が間違っていると感じます。
前者は社会適合しようとし、後者は社会構造を破壊しようとします。
根本が違うのです。
10年前はトランスセクシャルとトランスジェンダーは別のカテゴリーでした。ところがいつのまにかトランスジェンダーの中にトランスセクシャルは含まれているとされたことが根本の間違いでした。
社会適合するトランスセクシャルと反社会的行動をとるトランスジェンダーは全く反対の存在です。