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【日本のロックバンドを熱く語る】BLANKEY JET CITY

ブランキーと言えば、野郎どもの永遠の憧れです。
ライブ会場で男性の観客の方が多いロックバンドはもはや壊滅しましたが(知らないけどたぶん)
とにかく野郎どもにモテまくるロックバンドはまだまだ健在します!

ブランキーはわたしが参戦したライブで布袋の兄貴の次くらいに、男にモテるロックバンドだったかも
なんといっても男くさい!!てか、みなさんカッコよ過ぎ!!とにかく硬派極まりないメンバー揃い。

特にギターヴォーカルのベンジーこと浅井健一氏のあの雰囲気は間違いなく唯一無二のものだったし、あんな特異な歌い方であそこまでカッコいい人なんか世界中、彼の他にいないに決まってるでしょう。

もうね、
「パラペーニョ ダブルで」
とか、
ベンジーに普通に言われたら、
わたしがピザ屋の店員なら気絶しますね〜
(ちょっと林檎ちゃん入ってますが…)

とにかくカッコいい!(しつこいようですが)楽曲もライブも最高の日本のロックバンドの一つです。
残念ながら解散してしまいましたが、わたしはギリギリで、バンドの解散ライブに参戦出来ました。
あんなライブ、ちょっとなかったです。会場のうねりが凄くて、後ろから人が転がってきてましたね。

好きな曲はたくさんありまして、ただ、最近全く聴いていないので…
とりあえず一番好きな曲を。

ピンクの若いブタ。
これは聴いていただかないと話にならない。というのは、ブランキーの楽曲には、歌詞にあまり一貫性がない曲がわりと多いのです。この曲はひたすら曲がカッコいいから大好きですが紹介しようがない。

ガソリンの揺れ方。
おそらくこの曲が一番有名でしょう。
特徴のあるギターのイントロから入る曲で、バイク乗りの生き様を描いた楽曲(かと思われます)です
だって、わたしバイク乗らないから分からないんですよ〜 でも、男の世界だなぁって感じ憧れますね。
もちろん、この曲もメチャクチャカッコいいです。

センス

なのかもしれませんね。
男の世界なんかまるで分からないわたしでも、なんか分からないけど、とにかくカッコいい!!と、彼らに同調して自分の魂を揺らすのは、ブランキーの持つセンスが自分にピッタリきていたからかもね。
まずは歌詞に重きをおくわたしからすれば、ブランキーは、珍しいタイプの日本のロックバンドです。

ベンジーはソロ活動もしていて、ここではブランキーはとにかくカッコいい!!ということで、ベンジーのソロ活動についても触れてみたいと思います。

こんなところで登場するのはおかしな気もしますが、わたしが人生で一番好きなアルバムが、実はベンジーのソロ活動でリリースされたアルバムなのです。邦ロックばかり散々聴いてきた中でのアルバムベスト1ですから、これは自分の中ではスゴいことだし、未だに不動の地位を誇っているのもスゴい。

SHARBET SEKIRARA

SEKIRARA

このアルバムを聴いたことがある方は、おそらくそうはいないと思います。ベンジーが作った中でもかなりマイナーなソロアルバムで、おそらくソロ活動第一弾としてリリースされたアルバムだと思います。

このSEKIRARAの世界観は、それは半端ないです。
個人的には、素晴らしい完成度だと思っています。
まだご存知ない方は是非一度聴いてみてください。
ちょっとしんみりしたい方におススメです。

もしも誰かを愛したら 素直なその気持ちを
その人に伝える 
それがこの世界へ生まれ落ちた理由だから

 

「水」より
ベンジーのストレートな歌詞が大好きな曲です。

もしもあの素敵な遊園地が廃墟に
なったら僕はきっと 恋人を連れて
そこで暮らすことだろう


「ghost」より
この曲がわたしが世界で一番好きな曲になります。
ロックでもなんでもない、とても寂しげな曲ですが、わたしは本来こんな人間なのかもしれません。

SEKIRARAには、アップテンポな曲は一切なく、
どこかしんみりとした曲で統一したアルバムです。
ブランキーでご活躍なさったときとはまるで違った世界観の作品が、浅井健一というミュージシャンの奥の深さを感じさせる、隠れた名作なのです。


バンドよりもソロアルバムの紹介になってしまいましたが、最後になんだか昔聞いたような話を一つ。

キャスター「もし自分よりもギターが上手い人が現れたらどうしますか?」
ベンジー「そいつにギターやらせるだろうね。」
キャスター「もし自分よりも歌がうまい人が現れたらどうしますか?」
ベンジー「そいつに歌わせてオレはバンドやめるよ。」

たまにテレビに出たらこの発言でした。

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