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社内起業3年目。セルフケアプロダクト&コミュニティサービス LaboMe をローンチしました。

2023年8月1日、女性のためのセルフケアプロダクト&コミュニティサービス LaboMe ®︎が始動します。それに先立ち、今週から会員募集を開始しました。
https://labo-me.jp/
(リリース記念で、8月はサービスを無料で提供します。1ヶ月だけのお試しも大歓迎です!)

【LaboMe®︎は、毎月変わるテーマにあわせ、専門家が厳選するプロダクトと、信頼できる情報・つながりに出会える、セルフケアのサブスクリプションサービスです】

3年前に、味の素社の社内起業家公募プログラムで、133テーマの中から採択されました。最初は夫と2人でしたが、今では社外メンバー、社内の研究員など強力な17人のメンバーが加わり、チーム一丸となって創っているサービスです。


はじまりは、PMSに悩んだ学生時代

私は中学生の時から10年以上、PMS(月経前症候群)に悩んできました。
月経前になると気分や体調が安定せず、家から出られない日もあった私は、学校や会社で人に迷惑をかけると感じて自分を責め続けました。
毎月変わる症状をアプリに記録し、ネットでPMSの情報を読みあさり、薬やサプリなど「良い」と聞いたものは全て試しても、自分が納得できる対策は見つかりませんでした。
一人でジプシーのように試行錯誤するも、自分に合うケアがわからない。
毎月のことだからと我慢して、諦めて、やり過ごしてきました。

2020年、社内起業家公募プログラムの開始時に、中学から15年来の親友との雑談で、彼女もずっとPMSに苦しみ、自分を責めてきたと知ります。
「勉強も仕事もできて、いつも笑顔で、悩みがないように見えた彼女が・・!」
この衝撃を、社内の先輩でありPMSに悩む私を支えてくれた夫に話すと、なんとかしたいなら社内起業に挑戦しよう!と背中を押してくれました。
月経やPMSを我慢すること、女性である自分を嫌いになってしまうこと。
そんな社会課題を解決しようと、手を挙げることにしたのです。


応募から3年かけて、自分の「思い込み」に気づく

応募してから紆余曲折がありましたが、それはまたどこかで書きたいと思います。
ここでお伝えしたいことは、私が3年間の活動で、自分の中に「思い込み」があると気づかされたことです。

私自身、「PMSが、心とからだのゆらぎがなくなれば、自分を好きでいられる」と考え、人間の心とからだはコントロールできる(すべき)との前提に立っていたかもしれないと。

私たちは性別や年齢などの属性に関わらず、病気や老いや、変化と隣り合わせの存在です。
そればかりか、他者と共に生きる私たちにとっては、心やからだ、自分という存在自体も、他者との関係性の網目の中に現れては消える、ゆらぎに満ちたものかもしれない。

3年間、足元がぐらつきながら「PMSって何?」と考え続け、蛇行し続けました。
その中で私は、心とからだを通して学び、ゆらぎと共に全力で生きる1,000人以上の人たちと対話してきました。
3年間の活動の中で、いつの間にか、PMSで自分を嫌いになる感覚は忘れていました。(もちろん、心とからだのゆらぎは今でもありますが。)


私たちのセルフケアの旅。

この経験に着想を得て、セルフケアプロダクトやコミュニティの対話をつうじて、心とからだと出会い直し「自分(Me)」を「研究する(Labo)」サービスが生まれました。
ゆらぎを「解決」するのではなく、ゆらぎと「共に」生きるしなやかな世界のために。
この3年間、私たちが歩んだ、でこぼこで曲がりくねった豊かな道のりに思いを馳せて、
「しなやかに生きよう。私たちのセルフケアの旅」というタグラインに込めました。

LaboMe®︎の実験に参加し、LaboMe®︎を一緒に創ってくださる方をお待ちしています!


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