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心が真ん中にあって愛です。

私は恋愛映画が苦手だ。
映画館で皆が感動するタイミングで
泣けないからだ。
分からないのだ。えっ何で泣くの?
泣くタイミングどっかにあった?
って聞き回りたいぐらいよく分からない。
シンプルにアホなのかもしれないが
理解できないので
基本、恋愛映画は観ない。
しかしそんな私にも
感動して忘れられない恋愛映画の名作が
いくつかあるので自己満がてら、紹介したい。
韓国映画の
「ビューティー・インサイド」である。

あらすじ
人種、性別、年代、毎日外見が変化する
ウジンという男性が主人公である。
オーダーメイドの家具職人で
幼馴染のサンベクと一緒に行っている。
彼の秘密を知っているのは
幼馴染のサンベクと母親だけである。
ウジンは自分の生活に慣れ始めた頃
家具屋の店員のイスと出会う。
毎日違う姿で会いに行っても、
優しく対応が変わらないイスに恋する。
ウジンはイケメンの姿になったある日
イスを食事に誘い、2人は距離を縮めていく。
それでも、ウジンは寝ると外見が変わるため
同じ姿でイスといられない。
ウジンはイスに自分の秘密を告白し、
イスも受け入れ恋愛が始まるのだが…



まず、イス役のハン・ヒョジュが美しい、
綺麗、可愛い、素敵、素晴らしい。
生まれ変わるなら、ハン・ヒョジュでと
神様にお願いしたいぐらいの美貌である。
それに加え、内容もスーっと心に
入るほど分かりやすい!
ウジンという性格は変わらないのだが、
毎日外見が変わる人を
本当にイスは愛せるのかという
非常に深いテーマがある。

よく恋愛では外見か中身が大切なのか
論争することが多い。
皆さんはどっちが大切ですか??
私はどっちも大切としか言えない。
恋愛素人の私は、
あーこの人清潔感あっていいなぁと
思い始め、中身を知ろうと探索するからだ。
中身を知って諦めることも多いのだが
まずは外見から入ってしまうことは否めない。

イスは毎日外見が変わる彼氏を、
周りの人たちに紹介できない。
むしろ、毎日違う人と一緒にいるイスは
ビッチ呼ばりされる。
周りからの非難と、毎日外見が
違うウジンに対して
恐怖を感じ、心が病んでしまうという
苦痛と葛藤も描かれている。

この映画を見るたびに、
愛とは何かと考えさせられる。
主人公が特殊で特殊な恋愛を
しているからではない。
このストーリーは普通の恋愛や結婚にも
例えられると思うからだ。
人はずっと若く綺麗な姿ではいられない。
太って、シワができて、禿げたりして
出会った頃とは違う姿になる。
結婚した時は幸せでも
長い人生の中で不幸が
待っているかもしれない。
その時も変らずに愛せるのかという
問いが描かれているように思う。

人は結婚する時に誓うであろう。

病める時も、健やかなる時も
富める時も、貧しき時も、
夫として愛し、敬い慈しむことを
誓いますか?と。

愛するということは、
愛する人がどんな外見になろうと
どんな辛いことがあろうと
変らずに慈しむことだと思う。
この映画はそれを、
恋人の外見が変わるという悲劇で
表現しており、恋愛素人にも
分かりやすい内容だ。

辛く大変なことばかりの人生を
一緒に乗り越えていける人を
運命の人と言うのであろうか。
おそらく、そういう関係は2人で
作っていくのであろう。

私はこの人だったら一緒に不幸になっても
大丈夫だと思える人と結婚したい。
と思えた映画です。
ちなみにAmazon primeで見れます。
どうぞ、愛に迷った時に
観てみてください🙌🏻


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