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回想や懐古の類

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書き留めておかないとある日ふと思い出すこともないのではという、記憶とも呼べないけれどさっとよぎる過去の情景やちょっとした感情のメモ。
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#筑波大学

同期の引退に思うこと

年末にすごくいい記事が出た。 主役の本人もすごく喜んでシェアしていて、過去同じ職務を務めていたこともあり、次は主務という職務に就く人たちの思い出を書こうと思った。私が同好会の主務をやっていた時、蹴球部の主務はT君で、グラウンド利用確認や体育会の集まりなど何かしら接点が多かった私たちは学部や本拠地とする校舎は違ったけれどよく話すようになり、規模や所属するメンバーの部活に対するプライオリティには差があるものの、共通して持っていた運営という難しさの悩みや醍醐味をほぼ愚痴として共有

サントリー学芸賞授賞式(の付き添い)

サントリーは最高のコンサートホールや文化財団という組織を持っていることからもわかるように、学術や芸術などの事象に対し出しゃばらないのにその道に勤しむ人たちに向けて驚くほどフィットした支援を続けている。 その中のひとつ、若手の研究者に対する奨励となっているサントリー学芸賞の第39回思想・歴史部門を、大好きな友達が受賞した。彼女はかつてジプシーと呼ばれた移動する民の研究をしている。主にフランスのポー地域をフィールドに、キャンピングカーでキャラバンを作り移動するマヌーシュと呼ばれる