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回想や懐古の類

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書き留めておかないとある日ふと思い出すこともないのではという、記憶とも呼べないけれどさっとよぎる過去の情景やちょっとした感情のメモ。
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#モンテビデオ

ウルグアイとアルゼンチンへの旅の話:DAY6-8

雨の朝、ブエノスアイレスでパリをおもう(またはリケルメのこと)ブエノスアイレスは「南米のパリ」と形容される。建物や外見的な人種骨格、植栽なんかも似通っているからそうなのかもしれない。 朝、本屋El Ateneo Grand Splendidの開店を待つ間に入ったカフェからの景色は、確かにパリっぽさがある(1回しか行ったことないけど)。窓際に座る母娘が頼んだのはクロワッサンとカフェ・コン・レチェ(ミルクと濃いコーヒー1:1くらいのやつ。カフェオレよりもたぶんミルクは多い。)と

ウルグアイとアルゼンチンへの旅の話:DAY3-5

DAY0と12の話(片道30hくらいかかる) DAY1-2の話 無計画な散歩「何しに行くの?」「何があるの?」と旅の前によく聞かれた。帰ってきたら「何したの?」と聞かれる。 極力特別なことはせず、その日その時いいな、気になるなと思ったことを気のすむまでやるというのが今回のテーマなので、何もしない日もあるし先のような質問には答えづらい。 実際やってる時間が多かったのは散歩。起伏も少ない地形なのと、ラプラタ川沿いにRamblaと呼ばれる広めの歩道が通っているので、街中を歩いて