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思考の整理

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くだらない持論や一見もっともらしいエビデンスで肉づけしているものの、所詮は同じところをぐるぐるしている思考のたまり場。
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2019年3月の記事一覧

記述役としての人生

事実は小説より奇なり、の奇は圧倒的に奇跡の奇だと思っている。生きてきてわりとそういうことに出会うからだ。 正確に言うと、出会う主体は自分ではない。友達や同僚、いつかの先輩、行きつけで出会う人々だったり、何らかの接点でちょっと入り組んだりパーソナルなことを話せる間柄の周りの人々。 彼らの人生は時々、信じられないような出来事に阻まれたり、それを乗り越えた時に拓ける次の世界が予想もつかない展開になったり、これを奇跡と言わずして何と形容するかというものに彩られる。渦中にいる時の心の震