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転職は得意?不得意?


転職を考えている人と200人ほどとお会いしてきた。転職が得意で自分で全部こなして、自由自在の人は少ないなと感じた。
「そんなことを言っているたけちゃんはどうなんだ?」と聞かれたら、自分も得意ではなかった。(社会人2年半で転職経験)

その時の気持ちを思い出しながら、転職はなぜ悩むのかを考えていきたいと思う。このnoteを読んでいただくと、一人だけで悩まずに、どういう行動を取ることが自分のキャリアの悩みを解決するかの一つのアイデアになればいい。


前半で転職に悩む理由をまとめ
後半で自分の体験を踏まえ、それをどう解決していくか考えていく。

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そもそも?なんで転職に悩むのか?

理由は6つある

①転職とは問いが哲学的で答えがない
日本人は哲学を義務教育中にしっかりと学んできていない。答えがないうえに、自分で決めてもいいってことは、これまでの教育(戦後~現在)の中では、ほとんど登場しない。


➁転職を相談できる人が少ない
・同じ職場内の人に気軽に話ができなかった。
・親に相談しても、終身雇用が当たり前の価値観で生きてきたから現代の世の中とはフィットしなかった。
・友達に話したらしたで、嫌なら次に行けばいいじゃんとそんなことは知っていると思ってしまった。
・転職エージェントに相談しても、求人票の話は熱心にしてくれたが 今いち、自分が納得することはできなかった。(そこじゃないんだよなー感が強い)

これは全て実体験で起きたこと。


③転職とはコミュニティーから抜けることで経験が少ない
今の職場から転職することは、コミュニティーから自分で考えて抜けること。学生の期間だと、中学から高校に上がる際など、変わるタイミングが用意されているけれど、社会人になったとたんに自分でタイミングを決めないといけない。

経験が少ないことは怖いこと。


④ゴールがよくわからないし、自分で作らないといけない
そもそも転職をすることはゴールではなく、新しいスタートであって転職後の人生をどのようにしていくかが大切になってくる。しかも、時代が変わっていくスピード感がどんどん上がるなかで明確に持つのは難易度が高いと思う。
そんな時代感で、ゴールを立てていくのだがゴールの立てることはすごく苦手。なぜなら、学校では先に目標がたてられたなかで、それに向かって努力していくようにできているから。


⑤やりたいことと自分のギャップが大きくてイメージができない
こんな感じになりたいなとイメージして、マネできそうな人を探しても、今の姿は華々しく切り取られているけれど、そこまでにいくプロセスが知りたいと思っても、あまり出てこない。



⑥やりたいことは変化し続けるし、考えだしたらきりがない

小学校の時、中学の時、高校の時、大学の時、社会人になりたての時でそれぞれ、自分がやりたいことは違ってくる。自分の成長するにつれ、どんどん変わっていくのを考えても、答えなんてないんだと思う。



じゃあ、どうすればいいんだ??



この中で変わらないものに注目することで解決できると思う。考え続けてもゴールがなく、変化しづづけることはひとまずおいておく。

ゴールは変化するが登場人物はまぎれもなく、「自分」である。自分が主人公なのは過去も未来も今も一貫して変わっていない。どんな主人公かわかり、どんな人に将来なりたいかが、分かれば、それを達成するのに役立つ仕事を選べばいいことが明確になってくる。

やりたいことを考えたらきりがないが自分がどんな人になるかは決められる。例えば自分が親になり子供ができた時にどんな親になりたいかなど。
どんな人になりたいかは、過去の体験に紐づいているから苦しかったこと、嫌だったことをどう乗り越えてきたか。その時何を感じたかを紐解いていけば共通点が見つかり自分が進んでいる方向性が出てくる。

ここでたけちゃんの振り返りをしてみる。参考になるかどうかはさておき。

自分は小学校の時から、中学校に上がる際に部活を選ばないといけないことがあった。小学校の時は柔道とスイミングを並行してしていた。自分は水泳を選んだ。なんとなくではなく、明確な理由がある。

当時、体がそれまで大きくなかった自分が、体の大きい人と対戦して技の熟練度や試合構成以外の部分の自分の努力を超えているところで負けることがすごく気に入らなかった。また、トーナメント形式で3位の選手とベスト8で優勝した選手に敗れた選手の差が不明確なのも納得がいかず、もやもやしていた。

なぜ、そこで水泳を選んだかというと
体格の差がタイムに影響をするけれど、小柄な選手でも大きな選手に勝つことが、起こることは少なくないからである。しかも、その差がタイムで明確にわかるため、練習の量と質の違いがはっきりするのが気持ちよかった。


水泳をこのかた11年間続けてきて、わかったことは

①自分が努力したことが結果で見えること。
➁理不尽な差(自分ではどうにもならないこと)は嫌い。

自分の努力でどのようにクリアしていくか考えていくかが好きだということがわかった。そして、自分が頑張ったことが成果でわかることが好きだということ。

いまの仕事を選んだのも、上手く連動している。
転職エージェントをしているのも、どう選べばいいか知らなかっただけで、周りの影響を受けて、自分の仕事なんとなく選んでしまった人(過去の自分)にどうにかきっかけを与えたいと思ったから。また、成果もサポートできた人数が一人ひとり増えていくことで明確にわかるという部分で好き。



最後にぎゅっとまとめると

なぜ転職に悩むのか?
よくわからないゴールを必死に探すから
どうクリアするか?
ゴールに向かって走る自分を明確にするために
過去の自分の選択に目を向ける


転職は怖いかもしれないが、経験の少ないことをやりきることは自分成長に大きく関わるから、楽しんでいきましょう。

ここまで、色々話してきましたが、初めての転職を一人でこなすのは正直難しいと思います。私も25歳転職するときに考えを整理して、仕事を選びきるのは苦労しました。

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