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パラオの高校訪問

ICETTと一緒にゴミの分別に取り組む高校へも見学に行かせてもらった。ここの校長先生は生徒たちと一緒に三重に行き、ゴミの分別について学び、帰国後もそれを活かし続けているのだそう。

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パラオの独立後最初の大統領だったナカムラ元大統領が三重県出身だったこともあり、パラオと三重県は1996年に友好協定を結んでいる。来年はその記念すべき25周年の年にもあたる。そんな縁があり、学校では三重県職員の方による特別授業が行われた。

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まずは三重県環境生活部 廃棄物・リサイクル課の山下さんによる環境の授業。缶やペットボトルがどのようにリサイクルされているかといった話や、3R(リデュース・リユース・リサイクル)の重要性のお話など。2020年7月から日本ではレジ袋有料化になるけれど、三重県では住民、行政、店が協力してレジ袋を少なくする取り組みを自主的にすでに始めていて、マイバック持参率は9割なんていうお話も。

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風呂敷の紹介では一枚の布がバッグになっていく様子に生徒たちから感嘆の声が上がった。

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続けて三重県国際戦略課 国際企画班の菅生さんによる三重県紹介のお話。伊賀忍者が出てきた時は特に「おぉ〜!!」と生徒たち目がキラキラ。

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奥出館長による鳥羽水族館の紹介も。いきなり振られて話始めて爆笑をとった館長さすが。

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生徒会長のタブラックくんと話すICETTの田村さん(左)と喜瀬さん(右)。どこに行っても(大臣たちにも!)「お、アイセットの〜!」と言われ、とにかく顔の広いお二人。いかにパラオに根付いて活動しているのかがよくわかる。

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それぞれの専門の道に分かれる前の高校生の時期に環境のことや他の国のことに触れられることはとても良いことだと思っている。それぞれの進んだ分野でその要素が活かされると、それは業界を越えて国全体、地球全体の利益になる。彼らもきっと数年後それぞれの場所で活躍しながら、この日のことを思い出し、そのエッセンスを自分の仕事に絡めて使っていくだろう。

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