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子どもの意欲を引き出すには

最近、娘のクリエイティブが止まらない。今日は「ママ、ピアノ弾くよ」と階段に連れて行かれる。階段をエレクトーンに見立てて、最初両手で2段を弾いていたところから全部の段を使って演奏を始めた。確かにこんなピアノがあったらかっこいい!

終わったら「次はバレエやるよ!」と今度は部屋に連れていかれ、娘はかわいい衣装に着替えて私はマフラーを巻かれる。「ママ、雪だるまね」と雪だるま役になって一緒に踊った。こんなことをゴールデンウィークは一日中やっている。

かと思えば、ピアノの先生にもらった付箋付きのノートが気に入って、「これペンギンの世界の漢字ね」と自分で漢字を作ったり。今日はそこに生まれて初めての詩を書いていた。

「わらったよ はじめてわらったよ」
わらったよ わらったよ
おもしろかったよ
たのしかったよ
わらったよ
すごくたのしかったよ

かわいい詩だな。

クリエイティブが止まらないのは「作りたくなる環境があるからなのかな」と思う。全然そんなつもりでやったわけではないのだけど、息子が小学校の国語の時間に書いてきた詩を私がすごく気に入ってそれをそのまま額縁に入れてトイレに飾ったのだ。娘は入るたびに「兄ちゃんのこの詩いいよね〜」と声に出して読んでいた。1日に何度もそれが目に入って、しかも兄が作ったというのが何とも「兄の真似したい妹の欲求」をくすぐる。あんなふうに詩を作りたくなったんだなぁ。

誕生日にもらったコピックペンの力も。良いペンがきてから断然家で絵を描く頻度が増えた(トップ画像の絵もそう。これもトイレに飾っている)。そして、ピアノの先生にもらったノート。

私はわかってしまった。今回はどれも意図せずだったけれど、これは「環境を整えると意欲が増す」ということなのではないか!書きたい気持ちがあって、書きたいペンがあって、書きたいノートがある。条件がそろうともう書きたくてしょうがなくなる。ふふふ。いいことを知ったぞ。

・・と言いながら、まぁ狙っていくと、きっと外してしまうんだろうけど。


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