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2021サマチャンファイナル

令和3年夏08月07日(土)と08日(日)に開催された、茅原実里ことみのりん最後の河口湖ライブに、両日参戦して来ました。
最後ではなく、区切りだと思ってはいますが・・・。
突然の年内音楽活動休止に伴って、当然と言えば当然のファイナルを迎える事になった訳です。
役者は続けて行くと言う話なので、幾らかの衝撃は和らぐと言うものではありますが、その背景を余計な詮索でチャラにしてしまったのも確かです。(苦笑)
とは言え、引退となれば相当に絶望的な状況でありますから、今はただみのりん自身の決断を尊重したいものであります。

SUMMER CHAMPION 2021 〜Minori Chihara Final Summer Live〜

初日は、いよいよその日が来てしまった喜びと、終わってしまうと言う悲しみとが交錯して、足が重くなってだいぶ出発が遅れてしまいました。
と言いたいところですが、単なる寝坊でした。(笑)
実際天気が芳しくなくて、多少足が重いところも無かった訳ではないですが、お蔭でギリギリになってしまって、新宿駅から特急「かいじ」に乗る羽目になってしまいました。(因みに検索サイトでは立川駅や八王子駅から同じ列車の指定もありました)
天気については、みのりんライブですから心配は無かったですですが、恒例の河口湖駅から河口湖ステラシアターへの徒歩移動中に、一時土砂降りになった時にはどうしようかと思ってしまいましたが、例のファミマさんに立ち寄っている間に見事に止みました。
会場に到着すると、何時もの夏のステラシアターの様であってそうでない様な、何とも言えない不思議な気分でした。
有観客ライブとしては確かに2年振りでしたが、昨年7月に訪れていますから、そう言った意味では例年と変わりが無かったのかも知れません。

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そんなこんなで、
肝心のライブは一言で言えば、吃驚するくらいに平常運転の印象でした。
無論それは、「良い意味で」です。
初日と言う事もあったかと思いますが、やはり無声着席が大きかったのでしょうね。
ただそれ故に、不思議と客席の熱量は充分過ぎる程感じられましたし、逆に悲壮感が増す事が無かったのかも知れませんね。
それと、事前収録の合いの手や歓声のSEが、良い仕事をしていました。
何れにしても、個人的に少しセンシティブになっていたのでしょうが、それもライブが始まって吹き飛んでいました。
ファイナルを感じさせられたものは、最初と最後のサマ鳥(サマードリームキャラクター2013‐17)登場と、舞台装飾として並べられていた、歴代のライブタオルだったかも知れません。
セットリストに関しては、レア曲あり、鉄板曲あり、アコースティックありと言った感じではありましたが、奇をてらったものでは無くオーソドックスだったと思います。
無論、そこに込められた深い想いやメッセージもあったのかも知れませんが、夫々に受け止められていたのでは無いかと思います。
ステージ前には、不安だったと言うのが信じられないくらい、安定したパフォーマンスだったと感じましたし、個人的に一昨年秋以来の現場でしたが、その雰囲気に変わりは無かったです。
配信(と収録)の為に、ドローンが初めて採用されていましたが、最初で最後だと思うと複雑ではありました。
花火に関しては、2Fエリアの前方でしたが、殆ど端だけしか見る事が出来ませんでした。(笑)
まぁこれも、ステラシアターあるあるです。
驚いたのは、最後の最後でサマ鳥が再度登壇して、声優・アニソン界隈でお馴染みとなっている三本締めの音頭を執った事ですかね。
このご時世で、どうするのかなと言うのは確かにありましたが、元々は有志が終演後の客席で行う(フェス系等無い場合があったり参加しない人達も居る)もので、公式主導と言うのは珍しいです。
まぁ、それだけアットホームな雰囲気に溢れた現場とも言えます。

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いよいよ二日目となりました。
最終日です。
前日は寝坊で(笑)、若干あたふたしていましたが、この日は例年通り八王子駅から特急で大月駅へと向かいました。
個人的に、河口湖は10年目(CMB馬場ちゃんと一緒です)となりましたが、最初(2012石和)と次の年(2013八王子)に宿泊しただけで、それ以降は日帰り通勤(笑)が定番となっていました。
最近は開演時間が繰り上がっているので、前夜の帰宅も余裕で日付が変わる前でした。
今年が異例だと実感したのは、無声着席ライブで格段に疲労が少なかった事ですね。
往復の列車も全て着席出来ましたし、喜んでいいのか悪いのか微妙な感じもありました。
まぁ逆に、膝が痛くなったりはありました。(笑)
天気も、家を出る時には雨が残っていましたが、列車に乗ってからは特に心配する事態もありませんでした。
富士山駅に寄って、前日同様に河口湖駅から徒歩で会場に向かうのも、やはり何時ものサマチャンでした。
例のファミマさんにも寄りました。

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最終日の、夏ライブのファイナルが始まりました。
やっぱり不思議なくらい、普通の始まりだった様に感じられました。
とは言え、それは表面的な話であって、無声であるが故に熱い想いに満たされて行くのも、ライブが進むに連れて感じられたのは間違いありません。
SEの歓声がフィットし過ぎて、実際に声出しをしているのでは無いかと、錯覚してしまう程でした。
その一体感は、二度と再現不可能な確かに一期一会の、ライブだったと思います。
みのりんにしても、CMBにしても,感情の高まりを発露する瞬間もありましたが、概ね平常運転を貫いていて、熱く楽しいステージを作り出してくれていました。
まぁ、最後の方でみのりんがやらかして、土下座案件(笑)となっていましたが、それもある意味平常運転でした。
残念だったのは、終盤に大きな長い奇声を上げた人間が居た事で、何をどう繕っても残念です。
花火に関しては、この日の席は2Cエリア前方で、全てをしっかりと目に焼き付ける事が出来ました。
初日を踏襲した流れ(セトリの一部変更あり)ではありましたが、最後にトリプルアンコールとして、みのりんが登壇して無言で手を振りながら舞台を往復して終了となりました。
言葉は無くとも通じ合えた様な、素敵なカーテンコールでした。

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終わっちゃいましたね・・・。
ただそれはサマーライブの話であって、みのりんライブはまだあります。
音楽活動も、まだ年内は続きます。
河口湖ライブの本当の喪失感は、来年の八月になった時に感じるのかも知れません。
でも、終わりでは無く、区切りだと思っています。

みのりん
CMBの皆さん
スタッフの皆さん
関係者の皆さん
参戦した皆さん
配信視聴の皆さん
お疲れさまでした☆ありがとう

おわりははじまり by佐野元春

またね。