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TVアニメ 『響け!ユーフォニアム3』 1〜2話特別上映イベント 新宿ピカデリー

いよいよ、3期のオンエアが4週間後に迫っております、待望のTVアニメ『響け!ユーフォニアム3』ではありますが、1話と2話の先行上映イベントが開催されると言う事で、チケットを押さえて参戦して来ました。
イベント参戦は、今年最初でありました。
もう、3月ですけど。

3000円

先行上映と言うものは、かつては春秋に秋葉原で開催されていた、電撃文庫のリアルイベントで度々観させて戴いていましたが、有料となると初めてでありました。
アニメイベント自体、映画の舞台挨拶を除けば数える程でしたし、タイミングも良かったですし、何よりユーフォは特別なのでありました。

会場の新宿ピカデリーは、昨夏の『アンコン』舞台挨拶以来で、今回は迷わず辿り着けました。
伊勢丹の、斜向かいです。
COWCOWの多田さんみたいな、送迎バスが走ってました。(いや何情報だよ)

シアター1 (580+車椅子2席)

『アンコン』と一緒のスクリーンで、座席は真ん中下手と言った感じでした。
2回目の上映でしたから、キャストトークショーは上映前かと思っていたら、舞台挨拶の通例とは違って上映後でした。

開始時間となり、場内が暗くなってから少しして、第3期第1話が始まりました。
うん、こんな感じだったなと、懐かしさもありましたね。
昨年前半には、1期2期のBS放送があったり、『アンコン』もあった訳でおかしな話ではありますが、「おかえりなさい」の感じでした。
黄前久美子達の2年生時代は、映画シリーズで描かれて来ましたから、やはりTVシリーズと同じでは無いのです。
感覚的なところもありますけれど、少なくともゆったりとした雰囲気でもあり、濃密な感じでもありました。
当然、ネタバレ禁止令が出ていますから詳しくは書きませんが、良く考えたらそもそも私は、ネタバレありきの感想を余り書かない人なのでした。
特別編集と言う事で、若干構成が違っていたのかと思われますが、基本本編はそのままなんでしょう。
引き続き間髪入れずに2話が始まり、一見和やかな様で、何とも緊張感がある様な、あのユーフォの感じ満載でありました。
久美子やら久石奏がね、そう言う雰囲気を醸し出すのです。
近頃、個人的に3期に向けて、原作履修を進めておりますけれど、原作のヒリヒリ感は文字で表現しなければならない訳で、アニメの比ではありませんね。
まぁ、今のところ3期については、原作温存予定ですが、ちょっと怖いと言うか、それも楽しみであります。
その一方で高坂麗奈は、もうそのまんまなので、深読みしなくていいのですね。
厳しいけれど、とても的確なのですが、新入生の時を思えば、周囲を慮って視野も広くなっていますね。
それと、剣崎梨々花の存在感よ。
何れにしても、OPEDもしっかり聴いて観る事も出来ましたし、特別編集と言うのは恐らく、その辺りの扱い(主にロール)なのかなと思われます。
単話で視た時に、またどんな感じを受けるのか、より一層オンエアが楽しみになりました。

概念 (大吉山)
久美子ベンチ

上映が終り客電が点いて、少し準備の後キャストトークショーが始まりました。
最初にスタッフさんから、恒例の注意事項のアナウンスがありましたが、MCでは無かったです。
ユーフォ舞台挨拶でお馴染みの、キャストがMCを担当する形でした。

キャストが登壇して舞台下手から、
加藤葉月役 朝井彩加さん
黄前久美子役 黒沢ともよさん
黒江真由役 戸松遥さん
川島緑輝役 豊田萌絵さん
の並びでありました。
舞台に上座下座はありませんが、慣例的に④②①③らしいので、まぁそう言う事です。(どゆこと?)
黒沢さんが戸松さんを、「はる様」「はるさん」とナチュラルに呼んでいましたし、良い意味であすか(寿美菜子)先輩の後釜で加わった感じもありますから、アフレコ現場の雰囲気も良いのでしょう。

先ずは、黒沢さんがMCとして、客席質問アンケート等を交えつつ、和やかな雰囲気を演出していました。
定番の質問で、吹奏楽経験者やユーフォニアム経験者がそれなりに居て、相変わらず幅広いファン層でありました。

第1話のトークに入り、豊田さんがMCとなりました。
アフレコは、フルカラー映像で行われたそうで(通常は線画等)、『アンコン』最後で流れた映像も、しっかり本編に組み込まれれていましたから、かなり早い制作進行を伺えますし、これがNHKクオリティなのかと思ったりもしました。
単なる、京都アニメーションクオリティの可能性大、ではありますが。
戸松さんもそうですが、新入生として新たに加わった声優さんも、過去のアニメをチェックしたりしていて、自然にユーフォの世界に馴染んでいる様です。
新1年生の、キャラクター紹介もありましたが、本編でも中々のインパクトを残していました。

第2話のトークでは、朝井さんがMCに替わりました。
とあるシーンのあるあるで盛り上がったり、各キャラクターの考察で"真由は制服で炬燵に入らない"的な話もありました。
不穏な空気感を勝手に汲み取っているだけなのですが、それでも2話にして従来の8話や10話のエピソードだったと言う話もあって、やっぱり不穏なのですね。
端々に、その芽がある様な無い様な、微妙なバランスであったのは、間違いありません。

真由の掘り下げも予定されていた様ですが、トークが盛り上がって時間切れと言う事で、告知と其々のご挨拶で終了となりました。
予定より、5分押しでありました。

スクリーンには、本編のカットが映し出されていたり、リラックスした雰囲気でもあり、短い時間でありましたが、内容の濃いトークショーでありました。

チケットを取ったときには、春を先取り出来るかななんて思っていましたが、この日は春を思わせる様な陽気で、不思議なリンクでもあり、ユーフォ3期の大成功を確信しつつ帰路に着いたのでした。
まぁ、極寒でも仮に先行上映を観れなくても、大成功が既定路線だとは思っていましたけどね。

(スタッフさんに確認の上撮影)