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各駅散歩の旅(116)

盛夏のお散歩なので、昼間を避けたらミスもあって、リベンジ案件となってしまったかも知れません。
今回も、目的地ありきだったのですが・・・。

南万騎が原(みなみまきがはら)駅

[いずみ野線]

横浜市内シリーズ84

緑園都市駅方
二俣川駅方

さて、横浜駅からやって来たのですが、ダイヤの乱れで30分程掛かりました。
通常なら、15分程度かな?

元は、"牧"(放牧地)の字だった様ですが、畠山重忠氏を北条氏一万騎に討取られた事から、"万騎"の字を充てたそうです。
ただ、此処は"南"万騎が原なので、その場所ではありません。
駅前には広場もありましたが、直接自動車が横付け出来る形では無く、閑静な落ち着いた雰囲気でありました。

こども自然公園

駅を出て、暫くは住宅街の中を歩いて、公園に辿り着きました。
すっかり汗だくでした。
自然公園を謳うだけに、いきなり山の中でした。

一旦上って、下って行くと谷戸の風景となりました。
横浜の郊外部では、割とポピュラーな景色だったのも、過去の話ですかね。

中池
弁財天
大池

中池が見えて来ると、平坦となりました。
大池脇の弁天様にも、お参りさせて戴きました。
ところでこちらの公園は、別名で大池公園とも、言いませんでしたっけ?

入口広場から、公園を出ました。
以前はこの辺りを、ウロウロしましたね。

お散歩

自然溢れるエリアから、住宅街のバス通りを少し歩いて、脇道を歩いて行きました。
暫くは帷子(かたびら)川支流沿いを歩いて、再度表通りに出ました。

南本宿インター付近で、保土ヶ谷バイパスを潜って、長い坂道を上って行きました。

左近山団地

汗だくで坂道を上ると、左近山団地エリアとなりました。
所謂、公団(現UR)の巨大団地で、実際に歩いてみても、思った以上に敷地が大きかったです。

シャレオツなデザイン
アップダウンが・・・

折角上っても下ってまた上ってと、中々ハードな丘陵地帯でありました。

ひたすらに歩いて、漸く団地の敷地も終わりそうでした。
この時点で、大きな間違いをしていたのですが、一切気付く事はありませんでした。

お散歩2

環状2号線

戸建の住宅街を抜けると、環状2号線(新桜ケ丘IC)に突き当たり、歩道橋で跨いで更に直進しました。

新桜ケ丘団地
新保土ヶ谷IC

黙々と歩き続けて、新保土ヶ谷インターに辿り着いて、漸く間違いに気付いて、初めて地図を確認しました。
既に手遅れ感満載で、最初から地図を確認していれば、余裕で目的地に着いていた筈でしたが、何だか負けた気がするのですよ。
今回は、完全に仇でした。
最短距離としては、左近山団地を迂回するのが1番で、次善としては環状2号線沿いを進めば良かった様でした。

ランドマークタワー
横浜FC LEOCトレーニングセンター

雲も拡がって、薄暗くなって来たので、これは明らかにリベンジ案件になると思いましたが、兎に角目的地を目指して、坂を上り下って、階段を上がってあるきました。

陣ヶ下渓谷公園

ギリギリ、間に合って無い感じでした。
環状2号線脇の、横浜市内唯一の渓谷と名がついた川が流れる谷戸の公園です。
陣ヶ下とは、和田義盛氏が狩の陣を張ったからだそうで、鎌倉殿繋がりのお散歩だった訳ですが、何とも微妙な時間の到着となってしまいました。

一度上って、下ると環2の喧騒も聞こえない程、静かな渓谷が現れました。
頑張って写真は撮れたのですが・・・。

フラッシュを焚かないと・・・

実際のところ、殆ど真っ暗で時間切れでした。
また明るい時間に、来てみたいと思いました。

お散歩3

坂道を上って、公園を出ると住宅地で、ピンポイントで自然が残されている感じでした。
そこから坂を下って、住宅街で迷子になってしまいました。
そこはまだ高台で、ゴールも見えていたのですが、一度に開発された戸建住宅街で良くある、出入口が一箇所(若しくは数箇所)無いタイプで、気付けば一周してしまいました。
最初に看板を確認すれば良かったのですが、暗くてスルーしたのが敗因です。

学校橋

長い階段を下りると、帷子川に辿り着いて、ゴールは間近でした。

ゴール

ゴールは、西谷駅でした。
かなりの遠回りで、3駅歩いた形になりました。
190分程のお散歩でした。

地図を見ず、ふらふら歩く事が信条ではありますが、今回は見事に裏目となりました。
陣ヶ下渓谷は、そもそも駅から少し遠いので、無理繰り各駅散歩の旅と結び付けたところもありまして、結局はリベンジ確定ではありますね。
これ以上、近い駅も残っていませんから、素直に目的地として行きます。
とは言え、アップダウンが多くて大変でありましたし、汗もたっぷりと掻きましたが、迷子も含めて楽しかったですね。
でもこれに懲りず、地図はギリギリ迄見ません。
コンセプトからして、目的地がある時点で邪道ですし、ノープランで風任せだからこそ、意外な巡り会いがあったりなかったりが、面白かったりするのですね。

(了)

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