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ケアマネージャーさんと、祖父説得ミッション

さて、祖父の退院後のプランが決まり、退院してきました。同時に祖母も軽い認知症の疑いありということで、祖母も介護認定を受けることになったわけです。祖父は要介護2、祖母は要支援だったかと思います。

現状を鑑みて、通いのヘルパーさんをお願いすることに。祖父も服薬方法が怪しいということで、訪問看護師さんが来てくださるようになりました。

やっと誰かの目が行き渡る…と安心したのも束の間…

祖父母が勝手に全て断ったのです…はあ。今思い出してもため息が出ます。

ケアマネージャーさんと一緒に祖父母宅で二人を必死に説得しました。

祖父には昔大きな病院に勤めるお偉い医師のお友達がいました。それゆえ、いわゆる大きな病院か医師しか信用しないという悪い癖があり、訪問看護は不要だと言い出したのです。(コレが後々、大変な状況を生みますが、それはまた今度お話しします。)

後は自分が薬を飲めていないのも、認めたくなかったようです…。元々几帳面な人でしたので、気持ちはすごーくわかるのですが、大変でした。

すごく粘って、週何回かのヘルパーさんだけは最終的に残りました。サービスを導入しても本人が断り続けてしまうことがあります。定着まで、それは根気のいる作業ですが、頑張るしかありません。

祖父はだいぶ回復してひとりで外出するようにもなりました。一安心。ケアマネージャーさんとも連絡を取り合い、週末訪問するだけで問題ない日が続き、私はようやく戦場…ではなく忙しい日々の業務に戻ることができたのです。色々落ち着くまで数ヶ月はかかった筈です。

契約については祖父母名義で行いました。わたしはここでも名義は貸しませんでした。本人たちに判断力がある場合は出来る限り本人達名義にした方が無難です。

費用は介護保険分を差し引いて、自己負担分が引き落とし。大体二人で月1万くらいでした。

祖父母や両親を見ていてつくづく思うのは、過去の栄光が大きい人ほど後々生きづらそうだなあと言うことですかね。私は悲しいかな幼少期からずっと低空飛行なので、前を向くしかないと自分を奮起するタイプなのですが。

だって死ぬまでに1つくらい良いことがないとやってられないじゃないですか。

それでは、また。


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