気晴らし日記_悪女について_有吉佐和子
ノートちゃんと更新しよう!と思ったんだけど、みんなちゃんとカテゴライズ(?)して、投稿してるのを見て…
わし……そんな器用なことできひん…と、ひよって更新できてませんでした。
私、そういう管理?カテゴライズ(?)が苦手だから、どんなお話を何に振り分けていいかわからないよ(笑)だから超テキトーで投稿しちゃう…。
あのね、最近有吉佐和子さんの『悪女について』を読んだんだけど、クソ面白いね。そして…私あんまテレビとか観ないから(そもそも家にないから)芸能人とか、最近のドラマとかよく知らないんだけど、『悪女について』がドラマ化してること初めて知ったよ(笑)
沢尻エリカさんと田中みなみさん(?)という方が主演らしい。
超雑日記だから、『悪女について』の内容はすっ飛ばすんだけど(ググって)
私は主人公の富小路、ぜんぜん悪女だと思わず、むしろ聖女に思えたよ。
すごく肝がすわってて、自分が何が欲しくて、何が好きかがわかってる人だし、子供だとか好きな人を守り通す意志というか…強い人だなぁと思った。
なんかね、ブランド品、ヴァンクリーフのネックレスが欲しいから〜とか、ヴィトンのバッグが欲しいから〜とか…超短絡的な発想でつく『嘘』(女性が男性に物をねだるためにつく嘘)とかじゃなくて、もっと生存本能を訴えかけてくるような『嘘』をつくのよ。
富小路は。
『嘘』の裏側にある理由が、物欲とかじゃなくて、誰かを守らなきゃ!(子供)。
満足できなかった幼少期の自分を幸せにしてあげなきゃ!とか。
小説の中で、富小路は人によって話すことを変えていたけど、根本的な所は嘘をついていない気がしていて…
もし、騙された男たちが富小路の過去なり、心情なりを聞いたら、きっとみんな、手を差し伸べたと思う(すでに手を差し伸べているが)
最後、富小路は殺されたわけでもないし、自殺でもないと思う。
単純に、美しいものが好きだったんだと思う。
ちょっとわかるもん。
あっ!谷崎潤一郎の『金色の死』も美しさというか、芸術に魅入られて死んじゃった人いたね。たしか岡本くん。私、岡本くんも好きだよ。
富小路も、岡本くんも、自分が好きなもの、心が強く惹かれるものにものすごく忠実で、動物的で。(富小路は理性ありきで計算して手に入れたけど)
正直でいいと思う。
今日はこの辺で寝よ〜〜
皆さんも有吉佐和子さんの『悪女について』ぜひ。
インタビュー形式で話が進んでいくので、すごく読みやすい。
そして、マジで?みたいな部屋の作りとか、服とか出てくるので結構笑います。
最近寝る前に30分本を読むから、なんか大量に読んでておすすめしたい本が死ぬほどあるんだけど…また気が向いた時に書くよ。
そしてこれ消すかも。あまりにもてきとーすぎて。
では、おやすみなさい。