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【書籍紹介】一流の仕事の「任せ方」全技術

小学校の頃、塾に通わせてもらっていて。その塾が「とりあえず本を読みなさい!!」という方針があった。嫌々ながらに本を読んでたもんで、中学に入ってから本を手に取る機会は教科書ぐらいだった。

社会人になってからだ。また本を手にし始めたのは。小説を手に取ったり、ビジネス書を手に取ったり。今では、過去の自分では考えられないぐらいの書籍が家にある。

そうやって読んできた本の紹介を、少しづつできたらなと思っている。

画像2一流の仕事の「任せ方」全技術(著者:守屋智敬)
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過去働いてきた中で、部下を持つ機会が少なかった私。この書籍を読んで、真っ先に思い浮かんだのは、家でのやり取りだった。

私:「お風呂掃除よろしくね!」
夫:「分かったー」


10分が経過してもお風呂場にいこうとしない夫に、イライラして、つい言ってしまうセリフがある。

私:「ねぇ、まだ?いつやるの?」

お風呂に入ったら入ったで気づくことがある。お風呂のスミにあるカビの存在に。そしてついつい言ってしまうセリフがある。

私:「ちゃんと掃除したの?」

ここで、夫婦喧嘩が勃発する…。

私は、「ダメだこりゃ!」と感謝を忘れ、夫は、「二度と掃除なんかするか!」と頼まれごとがイヤになる。こんな夫婦喧嘩が、日常茶飯事だった。

画像4ー 待つ ー

「メンバーの成長のために任せる覚悟」を持てるかどうか」(P.184)

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些細なことで夫婦喧嘩に発展する我が家にあって、「任せる覚悟」というこの言葉に私はドキッとした。私は「待つ」という事ができずにいた。我慢できずについ口をはさんでいた私は、「お願いね」という羊の皮をかぶった命令でしかなかった。

待つことを意識したこと。任せた方が変わったこと。

これにより、心なしか夫婦喧嘩が少なくなったように思う。ビジネス書も案外家庭に活用できる事が多いから、面白い。より詳しい内容を知りたい方は、以下コラムにお目通し頂きたい。後半に、著書の詳しい内容や、どんな人におすすめかを記載している。

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~アンコンシャスバイアス研究所 コラム~
https://www.unconsciousbias-lab.org/post/20200401

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任せる立場に立たない人は少ないだろう。姪と遊んでいると「じゃあ、あなたはケーキ屋さんね!」と、何かを任されることがある。子どもの任せ方は、いたって潔い。「あ・・・はい。」と、ケーキを500円で売る役を、私はいつのまにか演じている。

・買い忘れちゃった。お豆腐買ってきてくれない?
・炭酸が飲みたい。コーラ帰りに買ってきてくれない?
・あなたの言い分は自分勝手だわ。振り返ってよく考えてくれない?
・この仕事をやってもらえる?
・この書類を確認してもらえませんか?

~自分自身が誰かにお願いをする時~


それが「任せる」の別の視点とも言える。この著書は、ビジネスのリーダーを対象として書いてあるが、家庭、友人、恋人の関係を円滑にするために活かせるのではないだろうか?というのが、個人的な感想である。

我が家のお風呂掃除事情が上手くいったように(^^♪

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