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2022.12.05/看板作り

今、お店は飲食のための配管を繋げるための工事を進めて下さっています。

少しずつ色んな職人さん達の手によって、
見えない部分の設備を整えていただいてます。

その間、私は私の出来ることを。
キッチンに入れるための厨房機器を手配したり、
友人の休日にも手伝ってもらったりして、
家具や食器集めも進めています。

そして、先週から打ち合わせが始まったのが、
看板作りについて。

お店は2階にあるので、1階の入り口と、
2階の入り口に2つの看板を付ける予定です。

今日は2階のお店の入り口のための看板の素材を
決めるため、石川さんの倉庫に。

前から、看板には手彫りの木の看板が良いなぁと
思っていて、木彫りの作家さんを探したりしていた
のですが、なかなか最近木彫りで良い感じの看板自体を見つける事ができなくて、どうしようかなぁ?と考えていた所、いえのぐさんとご縁があり、
お願いする事に決めました。

いえのぐ先崎さんの細かな彫りの小物などを
出店の時などに見させてもらっていて、
それが本当にかわいくて、きっと看板も素敵に
作ってくださるんだろうなと思ったのです。

私はアトリエで、いえのぐさんの
皮と木を組み合わせた鍋敷きを愛用しているの
ですが、素朴だけど真面目なモノづくりを感じられる作品が好きになりました。

先日、現場にも来てくださり、
どんなイメージのものにしたいか話をさせて
もらいました。

そこで、施工してくださる石川さんにも一緒に
参加していただいたのですが、せっかくなら
今のお店から出た廃材を使って何か作ったら?
という意見を貰い、確かにそれも素敵だなと感じたので、廃材の一部を入れ込む事にしました。

そして、石川さんの倉庫にある古道具や部材から
利用できそうな木材を選ばしていただいて、イメージを作っていく事に。

色んな種類の木の板を持ってきてくださったのですが、その中で選んだのが、おそらく桜の木で作られた建具の一部。

塗装されていましたが、少しサンダーで削っていただいて地を見せてもらいました。
渋めの木質の感じが良くて、裏には職人さんの
サインも入っていました。

職人さんの署名入り

そして、お店の廃材からは、
床に貼られていた黄銅を利用して組み合わせる事に。

色の組み合わせを異素材と合わせて見てみました。

大まかなイメージは決まりましたが、
まだ細部はこれから打ち合わせ。

だけどもう既に、唯一無二な看板になるだろうな
という予感がして面白いです。

また、いえのぐ先崎さんも石川さんもモノを生み出す人たちなので、何だか色んな部分に共通点があるみたいで、特に石川さんが水を得た魚のように楽しそうにお話されてるように私は見えて、お二人をつなぐ場を作れた事も、『それぞれ』なんだけど、『べつべつ』じゃなく一緒に作っていけるのが良いなと、私は嬉しいようなそんな気持ちになりました。

うまく言えないのですが、
とにかく生き生きとして素敵な時間でした。

そして、また一階の入り口の看板も今週から決めていく予定。それもまた素敵な出会いとなる予感なのです。

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