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「サハラ砂漠でラクダにのらない?」という誘いがきたので、アフリカに行くことにした③

  マラケシュを1日堪能したら、いよいよ砂漠ツアーへ出発!

★get your guide で現地ツアーを予約
2泊3日、マラケシュから砂漠そしてフェズで終了するパックツアーなんと2人で55,000円。

  こちらのツアー、似たようなサイトで7万~8万だったけど、get your guide のアプリだとかなりお安かった。多分中抜きの差でツアー内容的にはほぼ変わりない気がする。

  宿近くまで迎えに来てもらい………私が待ち合わせ場所を勘違いしたため慌ただしいスタートに。友人に助けられる。
  本当にごめんなさい………。

  Get your guide は事業者によってかなりサービスに差がある印象で、この後 get your guide でフェッセンへの送り迎えツアーも予約するのだが、こちらはかなり不穏だった。
 
  クチコミをよく見た方が良い。

砂漠ツアー内容は
▫1日目
    バス移動の日 アトラス山脈越えメルズーカ砂漠へ
   ・ ビューポイントで撮影
   ・砂漠の街にお立ち寄り
   ・宿泊

▫2日目
   ・渓谷を散歩
   ・ハーブ園を散歩からの絨毯販売
   ・日が傾いて涼しくなったら砂漠到着!
   ・ラクダに乗る
   ・キャンプ  (グランピングみたいな……)

▫3日目
   ・バギー  (オプション:50€)
   ・ちょっとした観光を兼ねた休憩をしながらフェズへ
→ 解散

  という、大変もりもりしたお得なツアー。
  ランチ別だが朝食・夕食こみ。
  

▫1日目

  不幸なことに、友人がバスを降り際にコケ、足をくじく。初日からついていない友人であった。

  捻挫………

そこら辺にいる羊たち


アトラス山脈を越える
ここの高台に降りる時に友人は足を挫いたのだった


  旅先での怪我は本当に厄介である。
  この為に課金してきた、しかも引き返せないパックツアーの途中。幸いなことに友人はロキソニン湿布を筋肉痛用にと持ってきていたので、それを貼りヘアバンドを上手く巻いて足首を固定。

  くるぶしはかなり腫れていて、ご安静に……といった趣だったが、アドレナリンか流れに身を任せたかよちよちと観光へ。

  アトラス山脈を越えたら、一気に砂漠地帯へ。


激アツ (物理) の砂漠の街
グラディエーターの撮影地らしい


  立ち寄った観光スポットではローカルガイドが案内してくれる。料金はきまっておらず「チップ」である。

  早口の英語で村の来歴や成り立ちを語ってくれる。ここでようやく「ベルベル人」の解像度が上がってくるのだ。

  何度も出てくる単語にTRIBE (部族) という言葉がある。
  モロッコにアラブ人がやってくる前には、ベルベル人の部族が沢山いて、それぞれの言語でやりとりをしていた。
  ベルベル人の文字は象形文字で漢字と同様と言っていたが、かなり簡易的でカーブが多く、どちらかと言えばヒエログリフのような印象。
  モロッコの公共施設ではアラビア語表記、ベルベル語表記、フランス語表記と併記されることが多い。

  アフリカの文化圏、イスラムの文化圏を訪れるのは初めてだが、世界史の実学が面白い。
  西側社会は古くから繋がっていたんだなぁと東の果ての島国出身は思うのであった。良かった、島国で。

  この村は今でも5家族が住んでいるとの事。
  とても風が強かった。Windy。


宿に到着
かわいい。

  夕方には宿に到着。

  そう、メルズーカ砂漠には1日ではたどり着けないのである。めちゃくちゃに飛ばしていたが。
  車以外でたどり着けないので、遥々ドライブするしかないのだった。

プール付きである
リゾート感あふれる
鏡が可愛い
エントランス
歩きたくなる廊下


  風呂は汚いという1点のみが惜しいホテル。
  砂漠のリゾートホテル。
  夜ご飯を食べて友人の捻挫を冷やすためプールへいくと、ガイドさんや旅のメンバーも揃ってゆっくりお酒をのみつつ談笑しバチャバチャする良い雰囲気。
  
  旅のメンバーは国際色豊かで
  ・フランス人とタイ人の仲良し2人連れ
  ・ウェールズのカップル
  ・メキシコ人のファミリー
  ・アメリカのご夫婦
  ・セルビア人?多分東欧のご夫婦
  ・イギリス在住の日本人女性
  ・私たち (日本人女×2)

  日本人だ~!20代の落ち着いた雰囲気の女性もご一緒。
  だいぶ大所帯です。WhatsAppでガイドさんが集合写真を共有すると、お互い取り合った写真をグループに投稿し和気あいあいとした良い雰囲気。

  ガイドさんは27歳のアラビック男性で、なかなかチャラく日本人女性全員にお声かけ。

  「部屋でシーシャ吸ってお酒飲まない?」

   1番硬そうな私にはWhatsAppでもっと丁寧な日本語メッセージが。
  そしてこの人なかなかのセクハラ発言を私の友人に行っており、あちゃーといった感じで………ガイドとしては良いガイドだが、人柄は良くないなぁ。
  アラビア語にフランス語、英語と3カ国語でガイドする姿はたいへんご立派なのに……

  ところで私の友人は日本でも若く見られるタイプで、ガイドさんには「22から24!」との認識。私は年相応だが、やはり若く見てくれて喜。

  そういえば連絡手段はWhatsAppがメジャーなようで、皆様WhatsAppで連絡を取り合い、ガイドさんや他の事業者からもWhatsAppで連絡がくる。
  SiMフリーもあるし、本当に携帯は便利。

  楽しい旅の仲間と共に1泊したら、いよいよ明日は砂漠。

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