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ICTと私(たち)

どうも。こんにちは。
仔羊です。

コロナ問題、どうなっていくんですかね?
このままだと、経済が破綻する。だから、死者続出の状況は回避しつつ日常に戻そう!
という考えも
人類が初めて出会う、まだまだよくわかない感染症だから慎重を期すべき!
って、考えも理解できるし、、、
うーん
早く、結論を出してほしいものです。

はーい。ここから、タイトルにリンクさせていきます!
コロナ問題もあって、「教育とICT」というものが世間的にも広く関心事になっていると感じます。
ただ、現状は学校や自治体のこれまでの準備の差が如実に出ているのではないでしょうか?

公立の学校では「GIGAスクール構想」が政府によって発表されましたね。
(「GIGAスクール」というネーミングに犬のお父さんがCMに出ている会社がチラつくのは自分だけかな…)

では、ある先駆的に(もう既にICTを部分的であっても導入している)学校の様子を、身バレしない程度に紹介します。※教員サイド目線で

ICTは教育に必要ない!

導入に当たって各学校がまず最初にぶつかる壁だと思います。
そう、ベテランの先生方はペーパーオンリーでずっと業務をされてきて、
ペーパーオンリーが標準であるため、必要ない。と主張されるんです。
そのため、導入の旗振り役を託された先生方は「布教活動」を行う必要が出てくるのです。
・業務の効率化(個人的には情報共有の質が向上したところに恩恵感じてます。)
・これからの教育活動に必要(アクティブラーニングとか)
などなど…
この傾向は、ICTの情報交換会で出会う多くの先生方から伺う話です。

永眠モードとの戦い。

導入後、起こる問題です。
何らかのハードウェアを全教員に支給。
業務への組み込みが進む。(順調!)
しかし、
いつでも使える状況を!と呼びかけていても起こるのですよ。
永眠モードになっている先生が。
※友人の先生が命名。的を射ている表現と思い普及活動中

発覚のプロセス
1.大切な連絡事項が来る。
2.相談や共有のために話題出す。
3.「え?なにそれ?」と言われる。
4.そして、おもむろにパッケージ(箱)から取り出される端末。
5.電池切れで動かない端末。(永眠モード)

もう、惨劇だよ。

ペンは端末より強し。

ICT化に向けて、「日常的に触れる環境づくり」が重要。
と言うのは、よく言われる話ですが、
会議資料等を「データ配布」「用紙配布」が同時に行われるという
ペン派の強さを思い知らされることもままあるそうです。
データの方が楽なのに。

旗振り役の業務マシマシ問題

まだまだ、ICTに関する業務が分掌化している学校が少ないのか
旗振り役の先生方からよく聞く話。
ID・パスワードの管理から活用方法の指南まで多岐に渡る業務を
他の分掌と兼務で行うため、業務マシマシ。

「すぐ出来るでしょ?」
よく言われる文言。
・すぐ出来ることでも件数が多いとどうなるのか
・「すぐ出来る」ための準備に費やしている労力
これらに目を向けてくれないんですよね。
なかなか。

結論

生徒により良い学習環境を提供するために
具体的には
・業務改善
・より良い教育コンテンツの提要
ICTの活用は必要と思う。
しかし、そこには今までの学校業務にない部分が追加されるということ
にも、目を向けてほしいと切実に感じる。
そのためには、旗振り役の先生ばかりが研修や勉強会に参加するのではなく、
管理職の先生も一緒に参加してもらう(時には「参加させる」ぐらいの意気込みも必要かも)ことが解決手段の一つになるのではないかと思う。

お後がよろしいようで。

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