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電車の中の出来事(withコロナで変わったこと)〔#254〕

じっとしていられない性格なので普段からよく移動します。必然的に電車に乗る機会も多いのです。

関西の中でもウロウロしているし、東京にも出張に行き、さらに旅にも出ていました。

日本全国の電車(列車)に乗っていて感じるのは、日本の中で関西が一番、電車の中で会話をしている人が多いことです。

学生、仲の良さそうな夫婦、一緒に営業に行っている会社員、夜になると飲み会帰りの人達が会話してるのをよく見かけますが、一番よく目立つ多のはシニアの女性と主婦っぽい女性達です。

この人達はカフェとかレストランで昼はランチ会、夜は食事会とかしていることが多いようです。そういう会合に向かう時に電車の中で会話をしている事が多かったのです。

東京に出張すると、電車の中で黙っている人が多く、常々、「東京の電車って静かだなぁ」と思っていました。それに集団で目的地に向かうような女性達を電車の中であまり見かけません。東京でもカフェやレストランではそういう人達をよく見かけるので、現地集合が多いのかもしれません。

それ以外の街は車社会のところが多いので、そもそも友達と一緒に電車に乗る機会が少ないのでしょう。

出張や旅から帰ってくると、いつも「関西は電車の中が賑やかだなぁ」と思っていました。

2020年6月にコロナの自粛も徐々に解除されていき、関西でも電車や街の中も賑わい始めました。

ここで大きな変化がありました。電車の中で会話している人が皆無になったのです。そこそこ人は乗っているけど、車内はとても静かです。

ターミナル駅とかのカフェとかレストランにはランチ会の女性達で少しずつ賑わいも回復しています。でも電車の中で一緒に楽しそうに会話している人はいなくなりました。

withコロナの時代には、関西の人達も現地集合に変わってしまったのでしょうか。これから関西でも電車の中で会話する習慣はなくなっていくのでしょうか。

電車に乗っていて時代の変化を垣間みたように感じました。

(後日談)